スピンオフ編~韓国インチョン(仁川)市・『チャジャンミョン博物館』 | Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

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ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回はスピンオフ編、ビーフカツからは離れ、これまでの国内外の旅などで印象に残っているスポットをご紹介します。今日は、韓国インチョン(仁川)市の『チャジャンミョン博物館』です。

 

インチョンは

ソウル、プサンに次ぐ

韓国3番目の大都市です。

 

人口は約295万人。

首都ソウルの外港で

インチョン国際空港や国際港があります。

 

ソウルからは

地下鉄1号線と相互乗り入れの

KORAILでインチョン駅へ行けます。

 

 

インチョン駅を出ると

目の前に

韓国最大のチャイナタウンがあります。

 

 

ハングルよりも漢字が目立つ

韓国では珍しい

そんな光景が印象的です。

 

 

そのチャイナタウンの外れに

ちょっと変わった施設があります。

『チャジャンミョン博物館』です。

 

 

チャジャンミョンは

長年愛されている

韓国のソウルフードの一つですが、

 

実は

中国の炸醤麺(ジャージャー麵)が

独自に進化したものです。

 

ラーメンが

日本の国民食として

根付いているのと似ていますね。

 

そんなチャジャンミョンの

歴史と文化価値に焦点を当てているのが

この博物館です。

 

 

大型中華料理店であった

『共和春』を改修し

2012年4月にオープンしました。

 

 

ちなみに

共和春は現在でも

チャイナタウンの一角で健在です。

 

 

では、博物館の中に入ってみましょう!

入場料は大人1000ウォン(約100円)

・・・安っ!・・・

 

1階には

1960年代の

共和春の厨房が再現されています。

 

 

麺を打つ職人

フライパンを振る職人などが配置され

臨場感に溢れています。

 

 

椎茸、筍、マッシュルーム

ソース、香辛料など

チャジャンミョンの材料も展示されています。

 

 

館内中央には

朱塗りの

中国風の階段があります。

 

 

二階に上がると

『善隣飯店』という

レトロな感じの中華料理屋が。

 

 

店内に入ると

親子4人が仲良く

チャジャンミョンを食べています。

 

 

あまり美味しそうには見えません。

食品サンプルの技術は

日本のほうが格段に勝っていますね。

 

 

店の外には

ペダル(配達)用の自転車が

置かれています。

 

日本の出前用自転車とは

少しスタイルが

違いますね。

 

 

出前用の岡持ちも

展示されています。

これは共通ですね。

 

 

インスタントのチャジャンミョンも

年代ごとに

たくさん展示されています。

 

 

 

レトルトの

チャジャンミョンソースも

色々あります。

 

 

小規模な施設ですが

チャジャンミョンを再認識できる

興味深い博物館です。

 

見学しているうちに

お腹が空いてきました。

チャジャンミョンしかないでしょう!

 

ひねくれものが向かったのは

共和春ではなく

萬多福という店。

 

 

『ハヤン・ペンニョン・チャジャン』

・・・白い百年のチャジャンミョン・・・

これを頂きたかったのです。

 

チャジャンソースと麺が

別々になっています。

麺には奴が・・・もちろん排除。

 

 

ソースと麺を

よくビビン(混ぜて)して

頂きます。

 

 

チャジャンミョンの

概念を覆す味

筆舌に尽くしがたい美味しさです。

 

ご馳走さまでした。

 

チャジャンミョン博物館

インチョン広域市中区善隣洞38-1

(인천광역시 중구 선린동 38-1)

82-32-760-7823

9:00-18:00

年中無休

 

次回は、明日3月30日(金)に番外編。台北市の『三味香』をテーマにします。