ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は番外編、ビーフカツからは離れます。テーマは、東京都中央区のもんじゃ『はざま』です。昨年３月３日に番外編第一弾としてサマリーで取り上げましたが、今回は私のフルバージョンでご紹介します。４～５人がベストです。
ちょっと長くなりますが、最後までお付き合い頂ければ幸いです。
最寄駅は
東京メトロ有楽町線／都営地下鉄大江戸線
『月島』です
７番出口から地上に上り
そのまま西仲通り（通称、もんじゃストリート）へ
大江戸線の場合には１０番出口が便利です
『四番街』に入ると
左側に
この看板が現れます
いかにも月島といった
レトロな路地の
左側にあります
テーブルが２０席
小上りも２０席
有名人の色紙もずらりと
最初は
生いかもんじゃに
明太子トッピング
それでは
中央区流の作り方を
ご紹介します
まず具だけを鉄板にのせ
鉄板を叩くようにして
キャベツを細かくしながら炒めます
こちらは
具がなくなったもんじゃの汁です
中央区のもんじゃには味がついています
キャベツがしんなりし始めたら
円形の土手を作ります
キャベツの炒め過ぎに注意しましょう
土手が決壊しないよう
ゆっくりと
もんじゃの汁を入れます
汁にとろみがつき始めたら
一気に土手を崩し
混ぜ合わせます
おこげが好きな方は
空いているスペースに
薄く延ばして焦がします
小さなコテで頂くのが
通だと思われていますが
私は箸派です
周りに不快感を与えなければ
自由に頂く
それが下町流です
二番目は
あさりもんじゃに
きのこをトッピング
基本的な作り方は同じですが
あさりが粉々になってしまうので
キャベツを叩きません
おろし生姜で
アクセントを加えます
持ち込みです
次は納豆もんじゃ
関西の方からは
ダメ出し喰らうかも知れませんね
土手に汁を入れるタイミングで
マヨネーズを加えます
味がマイルドになります
土手を崩す寸前に
青海苔を加え
風味を引き立たせます
四番目は
ツナもんじゃに
ベビースタートッピング
ベビースターは
食感を残すため
土手を崩した後に加えます
最後はカレーもんじゃ
コーンビーフと
チーズをトッピング
もんじゃは
これでおしまいですが
宴はまだまだ続きます
口直しに
スペシャルデザートを
あんこ巻に杏のトッピングです
あんこ巻と言えば
お好み焼きの生地を焼いて
あんこを巻くのが一般的ですね
下町にはクロンボという
あんこを生地に入れてしまう
別のやり方があります
『クロンボ』という言葉は差別用語だそうです。
生地に粘り気が出ないよう
ゆっくり丁寧に
切るように合わせます
小豆色になった生地を
薄く延ばして
四角く焼きます
裏面が焼けたら
ひっくり返して
表面も焼きます
ここに
杏をたっぷり
並べます
くるりと巻いて
出来上がり
コテで人数分に
カットして
頂きます
忘れてはならないのが
サワークリーム
持参品です
クロンボと杏の甘みに
サワークリームの酸味が調和し
なんとも言えない美味さです
さてさてそれでは
〆に入ります
これは何でしょう？
キャベツを外すと
下には麺が・・・
焼きそばです
キャベツ以外の具を
一切入れない
特注品です
鉄板でキャベツと麺を
別々に炒めます
麺には少量のビールを加えます
ここで登場するのが練り梅
南高梅を叩いて鰹節を加えたもの
家で作ってきました
練り梅をキャベツに投入し
よく混ぜます
味付けはこれだけ
キャベツと麺を合わせて
出来上がり
家庭でもできます
とうとう
〆の〆です
焼うどんに明太子トッピング
こちらも
具とうどんを別々に炒め
うどんには少量のビールを加えます
明太子の味が前面に出ますので
調味料は一切不要です
お腹いっぱいでも入ります
３５年以上通っている店ですので
持ち込みは
お目こぼしにあずかっています
初回から持ち込みするのは
いかがかと思いますが
何回か通えば何とかなります
もしくは
私を呼んでください
いつでも駆け付けます
『もんじゃ奉行』と
周りからは崇め奉られて
・・・馬鹿にされています
ご馳走さまでした
東京都中央区月島3-17-8
03-3534-1729
11:00-22:00
年中無休
～食べログには年中無休と書いてありますが、
月曜日休んでいることもあります。
事前に確認したほうがよろしいかと思います。
次回は明日１月２１日（日）、ビーフカツに戻ります。東京の『ヨシカミ』です。