スピンオフ編~東京都・『あしたのジョーのふるさと』 | Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

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全国各地のビーフカツを紹介している超変人の超マニアックなブログです。最近は国内、韓国、中国などのB級グルメについても書いています。

ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回はスピンオフ編、ビーフカツやその他の食べ物からは離れ、これまでの国内外の旅などで印象に残っているスポットをご紹介します。今日は、東京都の『あしたのジョーのふるさと』です。

 

まずはオリエンテーリングから

 

東京メトロ日比谷線の

『南千住』駅南口を出ます。

 

 

目の前に跨線橋につながる階段があります。

これを上ります。

階段が嫌な方は奥にエレベータもあります。

 

 

跨線橋を渡ると

台東区に入ります。

東京スカイツリーの先っぽが見えます。

 

 

この通りは通称『吉野通り』と言います。

吉野通りを直進し

明治通りとの交差点を超え100mほど行くと

右側に大きな交番が現れます。

 

 

浅草警察署日本堤交番

通称『山谷マンモス交番』。

4階建て、日本で二番目に大きな交番です。

ちなみに一番は町田警察署の忠生地区交番です。

 

 

ここを右に入ると

泪橋の『いろは会』商店街が始まります。

 

 

ここが

『あしたのジョーのふるさと』です。

矢吹丈はこの近辺に住み

丹下段平からボクシングを

叩きこまれたという設定でした。

 

 

それでは

あしたのジョーのふるさとを散策しましょう。

 

のっけから

怪しい集団が

ストリートパーティの真っ最中。

 

私も誘われましたが

へたれですので

丁重にお断りしました。

 

この辺りはいわゆる『山谷』地区で

日雇労働者のための

簡易宿泊施設『ドヤ(宿の逆さ言葉)』が

多く存在しています。

彼らもドヤの住人だと思います。

 

 

居酒屋『追分』

昼下がりですが

盛況のようです。

 

 

こちらは

惣菜とお弁当の『うさぎ』。

飲み屋には見えないのですが

店の中からカラオケが聞こえます。

 

 

脇に回ると小さな入口が

この奥で飲めるようです。

 

 

ディスカウント『柴田商店』

ありとあらゆるものを売っています。

 

 

シャツ1枚200円

センスは別として安い!

 

 

しかし

『あしたのジョー』感がないな

と思っていたところ

ようやくありました。

丹下段平~ジョーのトレーナーです。

 

 

『平乃屋』たばこ店

創業大正7(1918)年

今年で100年になりますね。

 

 

こうやってご紹介すると

さぞかし繁盛している商店街だな

そう思われるかもしれません。

 

実態はシャッター商店街に近いのです。

1970年代初めまでの高度成長期には

日雇労働者の活気で溢れていた

いろは会商店街も

今ではちょっと寂れてしまった感があります。

 

 

商店街の長さは300m弱

『土手通り』で終わります。

 

 

ここに矢吹丈の像があります。

ちょっとチープな感じですが。

 

 

少し前までは

土手通り側の入口まで

アーケードがありました。

 

しかし

維持費の関係から

アーケード全てを撤去することになったそうです。

 

 

消えゆく古き東京に

ご興味がありましたら

是非お訪ねください。

 

土手通り側の入口の近くには

天ぷらの『土手の伊勢屋』

桜鍋の『中江』があります。

 

 

中江の前には

台東区のコミュニティバス

『ぐるーりめぐりん』のバス停があり

浅草駅に行くことができます。

 

次回は、明日1月26日(金)に番外編。台北市の『阿宗麺線』をテーマにします。