ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は、東京都千代田区の『まんぷく食堂』です。
JR『有楽町』の西側はオフィス街、東側は銀座に繋がるショッピングエリアで東京の中でもお洒落な地区の一つです。
しかし、晴海通りのガード下に戦後がそのまま残ったような場所があります。名前は『有楽町コンコース』と洒落ていますが、実態は・・・
壁に貼られた昭和に映画のポスターが『ここは中央区と千代田区の境目だけど、ちょっと違うんだぞ』と主張しています。
ここに店を構えるのが『まんぷく食堂』。年中無休24時間営業(月曜日は23:30まで)の居酒屋です。和のような洋のような混沌とした雰囲気を醸し出しています。第二次大戦後、近くにGHQ(米軍の本部)があったので、その頃のカオスをイメージしているのだと思います。
軒先には『ビフカツカリー』と書かれた提灯がぶら下がっています。東京でビーフカツではなくビフカツと表現しているのが面白いですね。
横に細長い店なので何処から入っていいのが戸惑います。この看板の下が入口です。
中に入っても和のような洋のような。
これはメニューの表紙です。
前置きが長くなりましたが本題に入ります。食事メニューは、ステーキカリー、ポークカツカリー、ステーキサラダランチ、スパゲティだけ。ビフカツカリーがありません。でもご安心ください。頼めば作って頂けます。ビーフカツ100gが税別1080円、200g同1280円、300g同1480円です。画像は200gです。ビーフカツ単体メニューは、できません。
価格が変動していることもあります。
サーロインがミディアムレアに揚げられています。柔らかくジューシー。サーロインをカツにすると脂濃さが気になるのですが、ここのは大丈夫です。
黒色のカレーは、特筆すべきものはありません。可もなく不可もなく。もう少しスパーシーだとより美味しくなると思います。
スープが付いています。コンソメに醤油を入れたわかめスープといったところです。美味しいとは言えません。
こんなメニューもあります。『四川風ボロネーゼ』、税別880円。激辛と書かれていましたので期待して注文。
スパゲティは、茹でたてではありません。美味しいのですが、言うほど辛くはありません。和と洋に中華が乱入した味で、店と同様混沌としています。パスタとして考えなければ、かなりいい線行っている料理だと思います。ミートソースは、カレーと同じくらい真っ黒です。
外に出るとバス停が。どこまでお茶目なんですかね。
カレーではなくデミグラスソースで頂きたかったです。でもビーフカツ本当に美味しかったです。
ごちそうさまでした。
東京都千代田区有楽町2-4-1
03-3211-6001
24時間営業(月曜日のみ23:30まで)
年中無休
次回は、明日2月8日(木)にスピンオフ編。ビーフカツからもその他の食べ物からも離れ、横浜市の『山手イタリア山庭園』をテーマにします。