こんにちは。森岡亜由美です。
少し前にことになります。
子どものこころのコーチング協会のインストラクター養成講座に
お招きいただいて講義をしてきました。
テーマは「講師としてのありかた」でした。
たとえば学校の先生と話しているとき
「あなたのために進学を進めているんだよ」
と言うその言葉が、本当に私のためを思って言ってくれているのか
学校や先生のためなのか、透けて見えましたよね。
「ありかた」って、こういうこと。
平たく言えば、その人の考えかたや生きかたです。
それは、言葉より先に、毛穴から(笑)表にでてしまうものです。
無意識に毛穴から出てしまうものが
受講生に不快感を与えていたり
反抗心を生み出すものだったりすると困りますよね。
それで「ありかた」を見つめることが必要になります。
「ありかた」っていろんな角度で見つめられるんですけど
こちらの講座ではとくに
・何を伝えたくて講師をしているんだろう？
という点について、時間を割いて考えてもらっています。
なぜかというと協会のインストラクターさんは、
みなさん同じカリキュラムで同じことを教えるので
「講師が何を伝えたい想い」
が、受講生があなたを選ぶ理由になるからです。
時間も、カリキュラムも、内容も、価格も、
同じ条件で講座の参加者を募集するとなったとき
「他にも素敵な講師がいるし
私の講座には来てもらえないんじゃないか」
なんて、思って腰が引けがちです。
でも、「私はこれを伝えたいんだ」という思いが明確にあれば
それに共感してくれる人が申し込んでくれます。
（ブログなどで発信することが必須ですが）
同じ講座はたくさんあっても、その「想い」を
分かち合える講師はあなただけだから。
言い換えるなら「ありかた」を整えるって、
「あなたらしさ」を明確にすることでもありますね。
ただ、やっぱり、「たてまえ」で考えた「想い」は見抜かれます。
だから、しっかり考えることが大事です。
何度も何度も考えて、自分の内側に深く潜って
言葉にできていなかった「想い」を
しっかりすくいあげてこなくてはね。
でもね、その「想い」は、
まず最初に講師本人を癒すものだったりします。
今回の講座では時間的に難しかったけれど
家に持ち帰って自分なりに考えて
そこに、たどりつけるといいですね。
ありがとうございました。
【感想を頂いています】
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