以前ご紹介していた通り、大阪にて開催された第28回日本小児・思春期糖尿病学会年次学術集会のシンポジウム「1型糖尿病患者さんが質の高い医療をシームレスに継続するために」に登壇させていただきました
I(私)からWe(私たち)へ変えるために
通常は講演スライドを公開することはしません
ただ、患者はじめ当事者が疾患について正しく理解すること、自身の困りごとを他の患者のことを知った上で発信することが大切だとPPeCC(ピーペック)にジョインして強く感じましたので、参考にしてもらえたらと公開します
※著作権を放棄するわけではありません
※クレジット代わりに1型糖尿病をもつ子のお母さんが書いてくれたアイコンを載せています
講演「1型糖尿病と共にある生活」
治療法の選択肢についての情報を得るのにハードルがあること、製品の説明ってなんでメーカーじゃなくて医療従事者(特に人手が足りない看護師)がしないといけないの?というお話。
写真は、注射針にいろんな種類があることを啓発する「ハリコレ」。
今年のハリコレしたいけど、某社の針が手に入らないんですよ、、、
1型糖尿病の皆さんが「最優先で叶えてほしいサポート」を「1つだけ」教えてください。 #T1D #type1 #Diabetes #iddm #1型糖尿病 #政策要望…
— 大村詠一💉踊る1型糖尿病患者 (@happyt1dlife) July 14, 2023
こやり隆史参議院議員を招いてのパネルディスカッション
今回は、自民党の副幹事長でもある、こやり隆史参議院議員、そして、大会会長の西村理明先生(東京慈恵会医科大学糖尿病・代謝・内分泌内科 主任教授)も加わってのパネルディスカッションが刺激的だったと思います
治療格差をなくすためのオンライン診療の活用や薬機法による広告規制への過剰な反応、今後の情報発信のあり方や医療費の支援に向けて必要なことなどなど、議員さんに任せて終わりではなく、様々な立場でお互いにできること、できていないことが議論されたと思っています
シンポジウム扱いだったことから議事録も作成されるようですので、できあがるのを楽しみにしています
なんだか嬉しかった話
最後に、もともと患者の大村さんとしてご紹介いただく予定でしたが、座長の田嶼尚子先生(大手町プレイス内科院長)から「あなたはエアロビックの先生なんでしょ?」と事前ミーティングで確認いただき、日本エアロビック連盟広報委員長の大村先生としてご紹介いただきました
他の医師と同様に敬称を「先生」に統一して、対等な議論の場をつくってくださった配慮が嬉しかったです
この関係性が当たり前になるぐらい意識を高く持って、当事者のこえを届けていくとともにプレーヤーとして動ける人を増やしていきたいと思います
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