今だと当たり前に感じてしまっていた「同じ病気の人がいる安心感」というのを、私は発症初期に感じられていたのだなと振り返る中で改めて感じました。

 

コロナ禍で3年近く、自分以外の1型糖尿病患者に会えていないという話もお聞きするので、オンラインでなんとか頑張ってきましたが、そろそろ対面でなんとかしたいところですね。

 

 

  院内学級は当たり前ではなかった



長期の入院が必要な子と一緒に異学年で学んだり、学校から届けてもらったプリントを問いたり、ときには年下の子と折り紙をしたりしていた「院内学級」で過ごした時間は、私の入院生活において大事な時間の一つでした。

 

そんな私の学習の機会をサポートしてくれた「院内学級」もまた当たり前ではないことを知りました。

 

厚生労働省の「健やか親子21」第2回中間評価報告書(平成22年3月31日)によれば、院内学級を持つ小児病棟の割合は、31.0%だったとのことで約7割の子どもたちは長期の入院でも学べない環境だったようです。

 

最近のデータは見つけられませんでしたが、オンライン授業を受けられる環境が一気に整った近年は院内学級ではない方法も活用して、学習の機会が子どもたちに提供されているといいなと思います。

 

 

  慶徳小学校の先生お世話になりました

 

調べると熊本の院内学級は、慶徳小学校の先生方の協力により継続されているようです。

 

 

実は、熊本市立慶徳小学校には2016年、2017年と熊本市教育センターからの委託を受けて体育の授業を行ったことがあります。

 

今年も12月にお世話になるので、院内学級のお世話になったことと感謝を伝えられたらと思います。

 

 

 

 

#17につづく


 

 

 

 

 

はじめましての方は自己紹介もぜひ!

 

 

フォロー・アメンバー登録お願いします

フォローしてね! アメンバー募集中