病気は違えど、入院してそれぞれ辛かったりキツかったりしている中で、何気ないことを話せる同世代(と言っても小学生から高校生くらいまで)がいるのは心強かったものです。
同じ1型糖尿病の子がいた
そして、私は当時の子どもの年間発症率が10万人に1人と言われる中、幸運にも同じ1型糖尿病のお姉さんに出会うことができました。
※1年間に発症する15歳未満の子どもの確率
最近、私は連絡を取っていませんが、2つくらい年上の彼女の存在に今でも感謝しています。
自分だけじゃない
同病のお姉さんとは、ナースステーションの隣にあった部屋で一緒に血糖測定をしたり、インスリン注射を打ったりしていました。
それだけでなく、点滴バッグのキャスターを抱えて、病院を探検したり、階段の上り下り競争をしたりと、突然の発症に「なんで自分だけ...」とばかり考えていた自分の心を和ませてくれる存在でした。
このとき入院病棟に4階がない話なども教えてもらった気がします。
サマーキャンプ
そんな同病の子との出会いは、私にとっては大きなものでした。
コロナ禍で現地開催は難しいようですが、オンラインでのサマーキャンプやイベントも全国で展開されていますので、ぜひ機会があればチラッとでも覗いてみてくださいね。
とは言え、私はサマーキャンプに参加しなかった層の1人です。
糖尿病を発症したお子さんを持つご家族の方には、くれぐれも選択肢の提示で留めて、無理強いはしないでいただけると嬉しいなと思います。
#16につづく
はじめましての方は自己紹介もぜひ!
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