今では選択しないであろう注射針での穿刺(せんし)を選んだ当時、血糖値を測定する際に困ったことは血液がなかなか出ないことでした。

 

穿刺(せんし、puncture)とは、血液や体液、細胞などの採取のために、体外から血管、体腔内、内臓に針を刺すことである。

 

引用:看護師の用語辞典 | 看護roo![カンゴルー]

 

  注射針を刺すことへの恐怖

 

前回の記事でご紹介した通り、インスリンの注射針よりも私が当時使っていた23Gの注射針(0.60mm)は3倍くらい太かったので怖くて当たり前だよなと思います(汗)

 

※最近のインスリン用の注射針の太さは、34G(0.18mm)〜31G(0.25mm)

 参考:テルモ、「ナノパスニードルⅡ」34Gを新発売 | テルモ(2012年8月30日)

 

この解決策は、前回の記事でも紹介したとおり、穿刺するための専用の器具「穿刺器具」を使ってください。

 

最近は、針が刺さる際のバネ音を研究し、患者の方がより痛みを感じにくい音に設定された穿刺器具もあります👏

 

※私も学会で使用してみて感動しましたが、通院先では採用されていませんでした。

 まぁ、そんなこともある。

 

 

  発症したのが冬で寒くて血が出にくい




発症が分かったのが2月で寒く、手先が冷えてなかなか血が出てきてくれませんでした💧

解決策は下記の引用の通り、指先を軽くもんだりさすったりして温めることです。

 

穿刺前に軽く手をもむなどして、血流・血行を良くしてみてください。特に冬場は手先が冷えて血管が収縮し、血液が出にくくなっています。

 

引用:サラチェッカーグルコースメーター | よくあるご質問 | サラヤ株式会社 家庭用製品情報

 

刺す深さが足りず、何度も何度も刺します。

やっと出てきた血液は、血糖値を測定するには十分ではありません...

そんなとき、こんな風に思ったんです。

 

せっかく血が出てるんだから、指をギュッと絞ればもっと出てくるんじゃない?

 
サムネイル

 

 

 

  強く圧迫して血液を絞り出すのはNG

 

もちろん下記の理由から、看護師さんからはNG。

 

必要以上に血液を強く搾り出すと、組織液が混ざってしまい正しい値が出にくくなります。

 

引用:よくある質問 | ロシュDCジャパン株式会社

 

軽く圧迫するぐらいだったら良いようですが、私は看護師さんの目を盗んでギュッと絞ることもあったことは秘密です(笑)

だって、出ないんだもん。

 

 

 

#5につづく


 

 

 

 

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