世の中から「どうせ無理」をなくしたい | 酒サムライ・かずえの日本酒一合一会

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酒サムライ、にいがた観光特使、きき酒師・日本酒学講師。新潟の女性日本酒コミュニティー「にいがた美醸(ビジョウ)」を主宰しています。

高知空港から羽田へ。須藤元気さんイベントつながりで仲良くなった素敵女子と、3人で女子会を行いました。浜松町の「元気酒場 魚匠」という名前のお店で(笑)。


ガールズトークに花が咲き、楽しい時間はあっという間に過ぎました。素敵な友達と出会えたこと、本当にうれしく思います。


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翌日は「植松電機」の専務・植松努氏の講演会に参加をしてきました。タイトルは-


「世の中から「どうせ無理」をなくしたい」


というもの。


植松電機さんは北海道の赤平にある社員20名ほどの会社ですが、そこでは宇宙開発:ロケットを作っています。植松氏は、子供のことからの夢であったロケットをつくることを叶えたのです。しかし子供のころ、そんな夢を口にすると、先生や周囲の人たちは「そんなことお前にはできるわけがない」「東大を出るくらいのレベルじゃないと無理だ」などといわれ、馬鹿にされて笑われることばかりだったそうです。でも、馬鹿にした人たちは実際にやったことがあるのでしょうか?その人たちだってどんなことかも知らないで、思い込みでそう言っているだけなのです。


誰にでもそんな経験はあるのではないでしょうか?私にも散々ありました。ちょっと変わったことをする子供だったので、馬鹿にされたり、おかしな目で見られることばかりでしたよ(今は逆にそれが「気持ちいい」です(笑))。


夢を叶えるには、叶うまで諦めないことなんです。


人はいつから夢を諦められるようになったのだでしょう?それは夢をあきらめてしまった人たちから連鎖する「どうせ無理」による根拠のない自己否定かもしれません。人を殺すことはその人の命を断つと同時に、その人の可能性を断つことです。そういった考えに乗っ取るならば「どうせ無理」と言って人の可能性を断つことも人を殺すことと同じだと植松氏はおっしゃいました。恐い言葉ですよね。


講演が進むにつれて目頭が熱くなりました。で、結局泣いちゃった。周囲にも涙している人はいました。とはいえユーモアも随所にちりばめられた、笑って泣ける、そして温まる講演でした。


季節が良くなったら、北海道に足を運んでみたいと思いました。