新潟酒の陣を考えてみました | 酒サムライ・かずえの日本酒一合一会

酒サムライ・かずえの日本酒一合一会

酒サムライ、にいがた観光特使、きき酒師・日本酒学講師。新潟の女性日本酒コミュニティー「にいがた美醸(ビジョウ)」を主宰しています。

先週末、新潟酒の陣に出かけられた新潟市民、県民、他県の方々・・・多かったのではないかと思います。私も両日足を運んでしまいました。新潟が誇る大規模イベント、私が関わっているわけでもないのに、勝手に誇らしい気分です。若い方々の姿も多く見られたのも喜ばしいことです。

さて、楽しいイベントながら、課題もあるのかなと考えました。その一つとして考えさせられたのが、「上手なお酒の飲み方」を大きくアピールする必要があるのでは、ということ。どうしてこのように思ったかといいますと、飲みすぎてしまわれ、具合が悪くなってしまった方や、酔っ払って階段から落ちてしまう方などを目にしたことがあったからです。お気の毒です。

大規模イベントですから、普段からお酒を飲まない方々も多くご来場されるので、仕方が無いことなのかもしれませんし、楽しいとついお酒がすすんでしまうのは、むしろ喜ばしいかもしれませんが、日本酒を飲んでもらう、買ってもらうだけではなく、上手な飲み方(お酒を飲んだらお水も沢山摂りながら、など)というのも伝えていく責任があるような気がします。パンフレットを配布するとか、レクチャーするとか、何らかの手立てをと思います。とにかく、誤った飲み方をしてしまったがばっかりに日本酒を嫌いになってしまう人が出てしまわないようにと切に願います。

また、年々来場者数も増加を辿っているとのことで、さすがに会場も手狭になっている気がしました。
開催される方々には様々なご苦労がおありのこととお察しいたします。関わっていない私が勝手なこと言うのは申し訳ないと思いますが、「お酒どころ」をアピールするだけでなく、お酒を飲む人が増えるだけでなく、「上手にお酒と付き合える、酒どころ新潟」であればいいなと思っています。

と、ここではあえてマイナス要素的なことを書いてしまいましたが、それらを上回る素敵なことが沢山のイベントなんですよ♪