もう5〜6年前のことだろうか?

 

私はまだ会社員をやっていた。

 

その頃、私には

土曜のルーティンがあった。

 

まず朝一で、六本木ヒルズのジムに行く。

そしてその後、TSUTAYAに行く。

 

本屋のほうだ。

 

この本屋が居心地がよく

のんびりできる。

 

そこで片っ端から本を開き

気に入ったものを買い込む。

 

一週間のリセットの時間だった。

 

 

 

そんなある土曜日の朝、

とても素敵な本を見つけた。

 

ニューヨークに住む女性が書いた

エッセイだった。

 

元々、日本で編集者をされていたが

ある日、単身ニューヨークへ渡ったそう。

 

行動は、強気で積極的だが

文章からは、芯の強い女性特有の

柔らかさを感じる。

 

好きだなあ、こういう女性。

 

そんな一方的な恋心を抱いた数年後

その方と現実の世界で出会い、

それ以来親しくさせていただくようになった。

 

その経緯はここでは省くが

自分が価値だと思うことを追求してると

同じ価値観の人に出会えるように

この世界はなってるんだと思う。

 

 

 

 

ところで、そのNYの女性は

現実に会って話を聞くと

本当に色々な経験をされていた。

 

もちろんその分、苦労も多いはず。

 

そんな大きな夢を掴んでる女性と話すと

いつも同じ感覚に陥る。

 

彼女たちには

共通点があると思うのだ。

 

ちょっとそれをまとめてみたい。

 

1. 自分の心の声を聞いている

住んでいる場所とか

今の仕事や肩書きとか

持ってるお金とか

そういった枠を全部取り払ったら

自分は何がしたいだろう?

 

一見簡単そうなこの自問自答を

現実にしてる人はかなり少ない。

 

大抵、自分が今いる枠の中で

何をするかを考えている。

 

心で考える前に

頭で色々な計算をしているのだ。


だが、夢を掴む女たちは違う。

 

自分は何が好きなのか

自分は何をしてる時が楽しいのか

自分はどうなりたいのか

世界にどういう影響を与えたいのか。

 

彼女たちの原動力は

自分の心の声だ。

 

 

2. 貪欲で勇敢

自分の心の声を聞ける人も少ないが

聞けたとしても

その声に従って行動できる人は

もっと少ない。

 

大きな夢は、大抵

引き出しにしまわれたままだ。

 

一方、夢を掴む女は

夢の実現に貪欲だ。

 

夢はしまっておくものじゃなく

勇敢に掴みにいくもの、という

位置付けになっている。

 

人から何を言われようと。

 

 

3.  個性的

大きな夢を掴む女は個性的だ。

 

自分の心に徹底して従うと

他人と同じにはならないのだと思う。

 

そして、その個性を

世の中に発信することを恐れない。

 

誰かの二番煎じみたいな人は

やっぱり二番手止まりだ。

 

大きな夢を掴む女は

人マネではなく

自分で新しい価値を作り出す。

 

 

4. 人たらし

夢を掴む女たちは、いい意味で

人たらしだ。

 

まっすぐで

自分を飾らない。

 

人を思いやる力が著しく高く

マメで、優しく、ほめ上手。

 

自分が信じた人に裏切られても

それは本望、とばかりに

人を信じる。

 

 

5. 美しく柔らかい

夢を掴む女は、なぜかこぞって美しい。

 

人に影響を与えるために

外見がある程度大事だということを

知っているのだろう。

 

さらにはやっぱり

内面のエネルギーが

表に美しさとして出てきている。

 

だが

そんな芯がある女性ほど

雰囲気が柔らかいというのも

面白い特徴だ。

 

 

 

 

そのNYの女性が先日、

日本でチャリティイベントを開いた。

 

同じく世界基準で活躍している

女性起業家とのトークショーだ。

 

そして、その起業家の女性も

まさにこの基準にぴったりだった。

 

私も

引き出しにしまい込んでる

大きな夢がある。

 

もっと貪欲にならなきゃと

最近、殊に思うのだった。

 

 

 

ちなみにNYの女性は、

コモンるみさん。

 

るみさんと対談された女性は

美容家の山本未奈子さんでした!