49日を迎えます | 北風のきまぐれ日記~母のがん記録~

北風のきまぐれ日記~母のがん記録~

北海道在住/気まぐれ日記から題名を変更
母が膀胱がん告知、現在抗がん剤治療中。記録として残していきます。

今日の北海道は朝からいい天気です。

7時前にはすでに20度を超えています。

まだまだ暑くなりそうで、汗っかきの私はタオルを首に巻いて仕事したいです

 

九州地方は大雨で川が氾濫水位に近くなっているニュースを見ました。

雨は落ち着いたようですが、まだまだ油断できません。

お近くにお住まいの方は気をつけてください。

災害がないことを祈ります。

 

早いもので来週25日は亡くなった母の49日を迎えます。

毎週火曜日、住職がお参りに来て「今日で○○日ですね」と母の写真に語りかけます。

先週まで、色々な方がお参りに来て母の話をしてくれます。

遠方の方はお手紙を送ってくれて、母宛にメッセージをくれた方も・・・

そのメッセージは母のお骨のすぐ横に置いてあげました。

「寂しくなったね」と出先で会った人たちによく言われるのですが、なぜか寂しくない私。

親戚の叔母もそうなんですが、まだいるような感じがしています。お骨も側にあるのでね。

叔母も「母さん、まだ病院にいる感じがしてお見舞いに行かなきゃって思ちゃう事あるさ」

「でもここにきてお骨みて、あぁやっぱりいなくなっちゃったんだよねーってなるさ」と・・・

「バタバタしているから、まだ寂しいという実感がないんじゃない?これからだよ」という人も

いますが、中には「お母さんに充分尽くしてやったからじゃないかい」という人も。

 

後悔があるとすれば、母が息を引き取る時に父と旦那が看取れなかったことだけです。

父は前々から「母の臨終に間に合わないんじゃないか」「近くの病院に移した方が何かあったら

すぐ行けるのに」とずっと話していました。看護師さん達にはその話をしていたのです。

最後まで側にいてくれた看護師さんは「今すぐってわけではないけど、自宅が遠いから連絡して

きてもらった方が、いいかもしれないかなぁ」という段階で旦那に連絡をしました。

電話を切ってすぐ、モニターが一気に下がり、看護師さん達もビックリするぐらい容態が急変

してしまい、あっという間に息を引き取りました。

先生も看護師さんも、まさかこんな早く急変するとはと誰もが思っていませんでした。

 

亡くなった時、父と旦那が間に合わなかったことがどうしても悔やまれる話をしました。

看護師さん達は「こればかりはしょうがないよ。お母さん、急変過ぎたもん」

「でも、いつも一緒だった娘さんが側にいて、最後は目を開けて娘さんの顔を見れたから

それでいいんだよ。お母さんは安心して息を引き取ったんだよ」と言われました。

その言葉は自分の中では救われた言葉でした。

きっとその言葉がなければ、最後に間に合わなかった父の思いをずっと気にして、何かの感情に

押しつぶされていたかもしれません

 

すぐ側に母がいるので、安心しています。今でも兄と一緒に見守ってくれていることでしょう

 

納骨はお盆にやることにしているので、もう少し側にいてくれます。

納骨をした後の父が心配ですが、今のところは元気に仕事をしています。

 

日曜日に用事があり札幌へ行かなくてはならないのですが、前の日に行くかどうかずっと

悩んでいて、まだ決断できずにいます。

息子達も札幌にいるので、様子を見に行きたい気持ちもあるのですが、父を一人置いていく

のも気になってしまったり・・・

でも、そうすると自分の事が何もできなくなってしまうので、今晩までに決めたいと思います

 

だんだんと暑い日が続いてきています

熱中症や脱水症に気をつけてお過ごしください