明日で母が亡くなり2週間を迎えます。
毎日「亡くなったの知らなかった」とお参りに来てくれる方や
「今でも信じられなくてなかなかお参りに来れなかった」と初七日を過ぎてきてくれた方
離れて住む親戚の方も休みを利用してお参りに来てくれました。
田舎町なので誰か亡くなったと知るのは新聞か親戚や知り合いなどの口伝えのみ。
なので新聞をとっていない人は全く分からず、人が集まる所に行って初めて知るようです。
今日は仕事が休みなので、これから病院へ母の入院費を支払いに行ってきます。
病棟や泌尿器科の外来にも顔を出して挨拶をしてきます。
病棟でずっと母の事を気にかけてくれていた看護助手の方がいました
母が新しい抗がん剤を打つときの入院を3回、腎瘻カテーテルを入れる時の入院
そして今回と2年間の中で5回入院しました。どれも1か月弱の入院でしたが
この2年間、この助手の方に本当にお世話になりました。
母にいつも声をかけてくれて「何か欲しいものあったら買ってきてあげるよ」と言って
母は毎日、新聞を頼んでいたそうです。
嫌な顔をせず、急がないからと言っても手が空くとすぐ買ってきてくれたそうです。
「いっつもお世話になっているんだ。本当にありがたいよ」と母から何度も聞いていたので
病棟や外来で会った時には「いつも母がお世話になっています」と挨拶をしていました。
母が鎮静の薬を入れると決めた7日、たまたま病棟の廊下でバッタリ会いました。
30日から個室に入っていたので、あまり部屋の方に行くことがなかったようで
「お母さん、どう?」と聞かれ「もう少ししたら鎮静させてもらいます」と話し
「母がずっとお世話になって、ありがとうございました」というとその方は目に涙を浮かべ
「ダメだ、娘さんを見てると涙出てくる」と言ってお互い涙を流してしまいました。
母が亡くなった時、その方は仕事が終わり、帰宅していたので会うことができませんでした
私は「たくさんお世話になったので、最後、母に会わせてあげたかった」というと
一緒に部屋にいた看護師さんに「明日、出勤したら伝えておくよ」と言ってくれました
今日、行った時、いてくれれたらいいなぁ・・・