検査結果 | 北風のきまぐれ日記~母のがん記録~

北風のきまぐれ日記~母のがん記録~

北海道在住/気まぐれ日記から題名を変更
母が膀胱がん告知、現在抗がん剤治療中。記録として残していきます。

腹痛が治らず、4日の外来受診後、そのまま入院した母。

明日でちょうど1週間になります。

 

昨日、消化器の先生から電話が入りました。

「遠方とお聞きしたので、電話で検査結果をお伝えするのとご相談がありまして・・・」

いやぁー何?ドキドキしながら話を聞きました。

「泌尿器科の先生から腹痛が続いているので消化器の検査をしてほしいと依頼されて

先ほど、検査をさせていただき、その報告なのですが・・・」

「胃カメラと大腸カメラの検査をさせていただきましたが、胃の方は全く問題ありません」

「大腸の方なんですが、カメラを入れてみたら、かなり狭くなっている部分がありました」

「狭くなっている原因なんですが膀胱の癌があるので、そのせいで狭くなってくる場合も

ありますがお薬も色々投薬しているので、これが原因というのははっきりと分かりません」

「狭くなっている部分から先は、ずっと前からの便が留まっている状態なので、

その便を出さない限り、お腹の痛みは続くと思います」

 

レントゲンで説明された溜っている部分の便は、多分そのままなんだ・・・

便が通れないぐらい狭くなっているなら、下剤を使ってもなかなか出ないはずと納得しました

 

「このままにしておくと腸閉塞を起こすので、処置をしなければなりません」

「一つはワイヤーを使い、狭くなっている部分にステントを入れて腸を広げ、便が通りやすい

状態にして出す方法」

「カメラを入れて検査で来たので問題なくできると思いますが、やはり慎重になっても

リスクがあります」

「万が一、テントを入れてもそのまま残っている場合もあるし、出てきてしまう場合もあります

そして腸に傷が付いたりして内容物が腹の中に出てきた場合は、緊急で手術が必要になります」

「もう一つは人工肛門をつけること。以前から便秘があるようなのでスムーズに出すには一つの方法なのですが、現在お母さんは食事もほとんど取れなくて点滴をしている状態です」

「人工肛門の手術は全身麻酔をして行うので、それなりの時間もかかります」

「腸も癒着している部分があると泌尿器科の先生からお聞きしたので、手術となると体力的に

今はムリかなと・・・」

 

「もう一つ、腸の中に管を入れて、便を直接吸引する方法もありますが、お母さんは便が固まりすぎているのでかなり時間もかかり、吸引で多少痛みが出るのでちょっとムリじゃないかと」

 

なるほど、選択は2択。でもどちらかと言えばステントの方が体力的にはいいのか・・・

 

「ステントを入れるほうにしてください。あまり負担なく、少しでも早く中の痛みが取れて

くれたらいいので」

「わかりました。処置は早くて11日の午後3時過ぎを予定しています」

「遠方なので、こちらに来たついでに書類などにサインいただければいいですから」

いやいや、ステント入れる時も万が一あるかもしれないと言ったのに行かなくていいの?と

思いつつ、ちょっと聞いてみました

「私もそちらの整形に通っているので、もし行くとしたら18日になるのですが・・・」と

「あー18日ですか、ちょっと時間が過ぎちゃいますね・・・」

でしょうね。1週間後ですものね。

「11日に行きます。今までも呼ばれたら行っていたので全然大丈夫です」というと

「わかりました、ではそのように手配します」と言って電話を切りました。

 

腹膜播腫の事は言われませんでしたが、明日、行った時に詳しい説明がされるのではないかと

思います。

 

まずは明日、行ってきます