ラーメン生郎(閉店) | 二郎のしょうゆは、カネシでした

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ラーメン二郎に魅了された者のブログです。

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二郎以外の事も書くと思います。。。

先週Twitterで駆け抜けた、

「ラーメン生郎(なまろう)閉店」

という衝撃的なニュース。



↓営業中だった2014年11月の画像



まぁ、見慣れぬ方はビックリする外観だろう。。。



常連だったわけでもない自分が改めて書くことではないが、ラーメン生郎とは、、、

・元は「ラーメン二郎吉祥寺店」
・吉祥寺店はラーメン二郎の初の支店
・学生の悪戯で看板が「生郎」に改名
・色々あり正式に「生郎」なる
・看板の布は台風などで劣化が進んだ
・最終的に残った文字は「ー」のみ
・店主は味わい深い高齢者
・ラーメン屋とは思えぬ外観(妖館)
・置いてある漫画は歴史を感じる古書
・麺茹で用の中華鍋は沸騰してない
・麺の茹で時間は日によって8~24分
・野菜コールしてもほぼ増量されない
・唐辛子はビックリするほど辛くない
・カウンター上にお釣り用の現金が放置
・会計は食後に自分で現金授受する
・トイレが衝撃的
・「写真撮影禁止」と貼り紙がある
・店主に申告すれば撮影ウエルカム
・休日は元日のみで年364日営業
・昨年夏に閉店情報があった
・約30年の歴史に突如として幕

などなど、ツッコミどころ満載だった。

会社の先輩で慶応大学に通っていた先輩が言っていたが、ラーメン二郎三田本店はその昔、料金はカウンター上での現金授受制度だったらしい(当時は400円くらいだったとのこと!)。

生郎はラーメン二郎三田本店が券売機を導入しても頑なに(?)二郎の伝統を守り抜いた店とも言える。



自分と生郎の出会いは10年ほど前。
吉祥寺に会社が提携する野球グランドがあり、野球後に後輩と行ったことを記憶している。

残念ながら当時の画像は捜索したが残っておらず、おそらく「写真撮影禁止」を鵜呑みにしたんだろう。。。常連客が耳慣れぬ「ジゴク(唐辛子増量)」というコールをしたのも覚えている。



3年前にブログを始めてからは3回しか行っていなかったが、ブログでお付き合いのあるなーしーさんや、やじさんが生郎の常連客で、ずっと気になる存在ではあった。



つい最近では、1ヶ月前に親知らず抜歯後のリハビリとして訪問していた。



いつ閉店してもおかしくない状況だったが、
実際に閉店してしまうと、こんなに寂しい気持ちになるなんて(T_T)





2013年放送の「あまちゃん」は連ドラ終了後に熱心なファンは「あまロス」という症状になったらしいが、、、



生郎が閉店になり、心にポッカリ空いたような感じは、まさに生郎ロスト症候群、略して
「なまロス」とでもいうべきか。。。



んで、こないだの土曜日。
ラーメン二郎ひばりヶ丘駅前店を後にした自分は、生郎の店舗取り壊しが始まったとのウワサを聞きつけ、テクテクと歩いて向かったのだ。



ひばりヶ丘から7kmくらいかな。食後の満腹感をならしつつ、少しではあるが生郎で実食した記憶を思い返しつつ1時間ちょい。

いつもは吉祥寺駅から向かっていたが、この日は逆の成蹊大学側から、その影は見えてきた。。。

ローソンの2軒向こう側、看板の骨組みがチラリと、、、



歩道橋の上から、、、
解体屋のトラックが、、、



ついに現実が、、、





「・・・」






(T_T)




かなり解体が進んでいた。。。



↑解体中の画像。

↓営業中だった頃の画像。



明らかに違う。。。
明らかに。。。

最期まで看板で生き残っていた「ラーメン」の「ー」の字もなくなっている。。。



更に近づいてみると、、、



ひばりヶ丘駅前店で想いを馳せた古扉。





中は・・・







既にほぼなくなっていた。。。






店主はこの五日市街道を眺めながら、沸騰しない茹で釜で、じ~っと麺を茹でてたんだよなぁ。。。



自分がウロウロしていると、3人くらい同じように撮影している方がいらっしゃった。

生郎は愛されてたんだなぁ、と実感。



店主さん、本当にお疲れ様でした。



この後、生郎をこよなく愛したやじさんと吉祥寺駅で合流し、生郎の思い出話をしましたとさ。。。