カウンセリングサービスの心理カウンセラー近藤あきとしです。
いつもありがとうございます。

 

【御礼】おかげさまで2024年度に続いて、2025年度の面談カウンセリング件数も東京地区第1位をいただきました。私を選んでくださったお客さまに心より御礼申し上げます。ありがとうございました。

 

ひらめき電球【お知らせ】東京カウンセリングルームは2025/9/1に代官山へ移転いたしました。

 

 

なお、【対面】面談カウンセリングのご予約は《予約センター☎06-6190-5131》での電話受付のみとなっています。どうぞよろしくお願いいたします(※【オンライン】面談カウンセリングについては従来通り《WEB予約》がご利用いただけます)。

 

 

土曜日の恋愛テクニックは「魅力UP術」がテーマの記事をお届けします。

なお、5月1日より小川のりこカウンセラーが休会となるため、今月からまえじまようこカウンセラー、にしだしおカウンセラーと3人で執筆することになりました。どうぞよろしくお願いいたします。


 

「【婚活がうまくいかない】相手を断り続けてしまう人が見落としている「結婚が怖い心理」の本当の理由」

 

こんにちは。心理カウンセラーの近藤あきとしです。

カウンセリングの現場に身を置いて20年ほどになりますが、私たちは時に、心から望んでいるはずの幸せのすぐ手前で、どうしても足が止まってしまうことがあります。

婚活をしているのに、いざお見合いとなると億劫になってしまう。相手の欠点がひとつ見つかっただけで、シャッターを下ろすように断ってしまう。結婚という段階が近づくと、急に迷いや躊躇が出てくる。

こうしたご相談を伺うとき、そこには単なる「相性」や「条件」の問題ではなく、もっと深い、「そのままの自分自身と向き合う」というテーマが隠れていることが多いのです。

今日は、結婚というステージを前にして、私たちの心の奥で何が起きているのか。そして、どうすればその恐れを越えていけるのかについて、ある女性の事例を交えながらお話ししたいと思います。


●結婚が怖いのは「本当の私」がバレるのが怖いから

恋愛の真っ只中にいるとき、あるいは婚活をはじめたばかりのころ、私たちは無意識に「良い自分」という仮面(ペルソナ)を被っています。

しかし、結婚という「生活」を共にするフェーズが見えてくると、その仮面が維持できなくなる恐怖が襲ってきます。

「本当にこんな私だとバレたら、きっと嫌われる」
「隠してきたコンプレックスを知られたら、見捨てられるに違いない」


そうした自己嫌悪が、結婚というイベントを前にして一気に噴き出してくるのですね。

たとえば、家族に対して複雑な思いを抱えている方にとって、ただの交際であれば、家族の話を避けて通ることもできるでしょう。しかし、結婚となればそうはいきません。両家の顔合わせ、親戚付き合い…。隠しておきたい自分の背景が明るみに出ることを想像するだけで、絶望的な気持ちになってしまうこともあります。

実は、マリッジブルーや、結婚前に急に挙動不審になってしまう心理の裏側には、「もう自分自身を隠したくない。本当の自分。そのままの私で愛されたい」という、切実なまでの潜在的な欲求が眠っているのです。


●「完璧な母親」という呪縛を越えて

以前、私のカウンセリングに来られたある女性のケースをお話ししましょう。

彼女は結婚を望んで婚活をしているにもかかわらず、どこかブレーキがかかっている状態でした。

「結婚はしたいけれど、家事をしなければいけないのが嫌で仕方ないんです」

そう語る彼女の表情は暗く、さらに深くお話を伺っていくと、彼女が一番恐れていたのは「料理」でした。「とても他人に振る舞えるような料理は作れません…」と、下を向いたまま、消え入るような声で打ち明けてくれたのです。

背景にあったのは、彼女が「スーパーお母さん」と呼んでいた、完璧な母親の存在でした。家事も育児も一人でこなす母を見て育った彼女にとって、結婚の条件はいつの間にか「お母さんのように完璧であること」になっていたようです。

「完璧にできない私は、いつかパートナーから見捨てられてしまう」

その強い自己嫌悪が、彼女の幸せを阻む大きな壁となっていたのです。

カウンセリングでは、お母さんとの心理的な癒着を丁寧に紐解き、過去の思い込みを手放していくプロセスを進めました。そしてそれと同時に、私は彼女にある「宿題」を出しました。お見合いの席で、こう伝えてみてほしいと。

「私、料理は苦手なんです。でも、美味しいものを食べるのは大好きなんです!」

実は彼女、食べ歩きが趣味で、好きな食べ物の話をしているときは、それまでの暗い表情が嘘のように、本当に素敵な笑顔を見せてくれていたのです。

「できないこと」を隠して自分を責めるのではなく、先に自己開示して伝えてしまう。そして、その代わりに「大好きなこと」を全力で表現する。人は、好きなものに熱中している瞬間が一番魅力的に映るものですからね。

その結果、どうなったと思いますか?プロフィールを「美味しいものが大好き」という明るいエネルギーを前面に出したものに書き換えたところ、「美味しいものを食べさせてあげたい」という料理好きな男性たちから多くのアプローチが届くようになりました。

そして数ヶ月後、彼女はありのままの自分を受け入れてくれるパートナーと結ばれたのです。


●パートナーシップがもたらす最大の「恩恵」とは

私たちは皆、どこか「今のままの自分では愛されない」という痛みを抱えています。そしてその痛みがある分だけ、パートナーに対して「この人だけは信頼していいのだろうか」という疑念と、「すべてを預けたい、委ねたい」という欲求の間で揺れ動きます。

しかし、男女関係の本当の素晴らしさは、「自分が愛せない自分を、パートナーが愛してくれる」という体験にあると、私は思っています。

あなたが「絶対に愛されない」と信じ込んでいるそのコンプレックスは、相手にとっては愛おしい個性であったり、守ってあげたい隙であったりすることが多いのです。


もし今、結婚や新しいステージへ踏み出すことに怖れを感じているとしたら、どうかその気持ちを率直にパートナーに伝えてみてください。「理由がわからない拒絶」は相手を不安にさせますが、「怖がっている自分」という弱さを正直に打ち明けることは、二人の間に確かな親密感と絆を育みます。

最後は、相手を、そして相手を選んだ自分を「全面的に信頼する」という段階がやってきます。その恐れを突き抜けた先には、一人で抱えてきた世界とは全く違う、温かく安心できる「新しい世界」があなたを待っています。

あなたがあなた自身のままで、幸せな一歩を踏み出せるよう、心から応援しています。



最後まで読んでいただきましてありがとうございました。次回もお楽しみに。

それでは、皆さんが健康で、心穏やかに、いい時を過ごされますように。

心理カウンセラー
近藤あきとし

 

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最後までお読みくださいましてありがとうございました。次回の登場は5月16日(です。お楽しみに! 

来週は、まえじまようこカウンセラーが執筆します。


近藤あきとしのプロフィール

■【好評です】超自立タイプの男性との恋愛シリーズ

■【恋愛心理学】の記事をバックナンバーでまとめ読み!

 

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面談カウンセリング

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◎【対面】面談カウンセリング
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カウンセリングサービスやなぎあこです。
『恋愛テクニック』金曜日「大人の恋愛術」執筆を、吉村ひろえ沼田みえ子とともに担当しております。

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先日、カウンセリングサービスの母体、神戸メンタルサービスが開催しているオンラインの「ヒーリングワーク」にアシスタントとして参加をしてきました。

カウンセラー養成スクールである神戸メンタルサービスの「ヒーリングワーク」には、心を癒したい人や心理学を勉強したい人、カウンセラーを目指している人、すでにプロやボランティアのカウンセラーとして活躍している人など、本当にたくさんの人が想いを持って参加されています。

私が初めて「ヒーリングワーク」に参加したのは、もう20年ほど前になりますが、養成コースと卒業生コース、さらに以前はあった研修生という運営を学ぶプログラムにも採用して頂き、3年ほど修行をしましたが、初級と一部の時期をのぞいて、「ヒーリングワーク」には全てアシスタントとして参加をしています。

カウンセラーは「与える側」の仕事で、アシスタント実習は「与える側」のマインドを学ぶものだからです。
(カウンセラーに興味がある方、目指している方はぜひ、アシスタント実習を頑張ってみてください。得られるものがとても大きいと思います。)

常に、親のポジション、親の目線や想いで人に関わることになります。もちろん、憎い親、恨んでいる親への投影も自動的に引き受けますが、いかに、ネガティブな投影を良い親や愛情深い親に書き換えて目の前の人にお返し出来るか、「愛されている」と感じてもらえるように関われるかが、奮闘のしどころかな、と個人的には思っています。

心って単純なもので、ご自身の人生において、親をあまり好きでいられない状態であっても、「親のポジションにいる赤の他人」が愛情を持って関わってくれると、親のイメージそのものが書き変わってしまうことがあり、ご自身の親が「応援してくれている」とか「見守ってくれている」みたいな感じで、良い意味で心が誤認することにより、癒しが起きやすくなるのです。

他人からの関わりでも、心で切れていたつながりそのものが回復しますから「親に愛されていた」とか「私は親の喜びであった」とか、感じられることもあるのです。

奮闘するのは、人間は間違う生き物ですし、完璧な人なんてこの世に存在しませんし、そもそも私は大変ポンコツだからです。うまく愛せないことはとても苦しいことだ、などど言いますが、チャレンジしてみるとわかりますが、愛することも、与える側も、親のポジションも、本来、とても難しいものです。

だからこそ、コツコツと取り組むと心は成長し、同時に喜びを感じられる質量がとても大きくなり、精神的にも物質的金銭的にも、豊かになってゆけます。

難しいとはいえ、しかし同時に、親御さんへの投影を引き受ける醍醐味とでもいいますか、目の前の人が幸せになったり、心願を成就されたりしたときに、心から喜びを感じられます。

もう、これがめちゃくちゃ癒されるんですね、マジで。

少しだけ専門的に申し上げますと。
親のポジションを引き受けて人と関わるなら、目の前の人を無意識的に我が子として見ていますが、当然ながら、自分の子ども時代の感情や感覚を映し出して見るので、関わりにおいて、幸せや愛を感じることができたなら、自分自身の傷ついた子供時代や、親子関係の葛藤すらも癒されてゆくんですね。

自分を与えることで相手と心がつながり、相手だけでなく自分も、二人同時に問題から抜けられる。「与えて抜ける」なんて言います。

アシスタントについてはいろんな醍醐味を語れますし、もちろん、カウンセラーとしての臨床や研究としてアシスタント参加をしていますが、しかしごくごく単純に「人と関わること、人に向き合うことがとても好き」なのだな、と自分では理解しています。

20年前の私が聞いたら、さぞやびっくりすることでしょう。

30代で結婚、離婚、自己破産、精神病院へ措置入院、生活保護、自殺未遂…などなど、人から引きこもり、社会から引きこもり、人生から引きこもって生きていましたが、どう考えても「人と関わること、人に向き合うことがとても好き」なわけがないですよね。

さらに遡れば、中学校は2年生で行けなくなり、高校を中退して、定時制に入り直してなんとか卒業、どうにか大学は出ましたが、職場は転々としていました。今思えば、人と関わることを心から恐れていたからでしょう。

私は「人が怖い」人だったのです。

20年前は、本当に恐る恐る「ヒーリングワーク」に参加していましたし、悪い態度を取ってしまって自己嫌悪に陥ったり、人とうまく関われなくて悩んだり、誰かと自分を比べて劣等感ばかりを覚えることもありましたが、それでもスクールに通い続け、「ヒーリングワーク」に参加し続け、アシスタントをし続けてきたのは、はっきりと理由があると思っています。

人生が、幸せな方に変化してゆく。
「ヒーリングワーク」には、祝福のエネルギーが溢れているのです。

世間は今、ゴールデンウィークの真っ只中ですが、毎年この時期に、私たちの師匠であり、カウンセリングサービスと神戸メンタルサービスの代表である平準司の、更に師匠のチャック・スペザーノ(私たちから見ると大師匠ですね)が日本でセミナーを開催しています。

私は、20年前、初級の頃一度だけ、チャックのセミナーに参加したことがあります。


一番最後に、全員で一つの人の輪を作った記憶があるのですが、なぜかあのとき私は(絶対平さんの隣で、平さんと手をつなごう)と思って、アシスタント参加していた師匠のそばににじり寄っていました。

そして、めでたく手をつないでそこにいたのですが。
師匠は、小声で私に言うのです。

「このエネルギーに慣れておきなさい」と。

どういうことだろう?! とドキドキしながら、はい…と答えたように思うのですが、その後、臆病だった私はなかなか師匠に近づけず、意味や、なぜそう言われたのかの理由を聞くことができませんでした。

ここから更に数年経つのですが、だいぶ後になって私はプロカウンセラーとなり、現在は代官山に移転しましたが、以前あった目黒区駒場の東京面談ルームでふと思い出して、たまたま居合わせた師匠に、あのときのことを聞いてみたのです。

時間が経ちすぎていて、私に言ったことはとっくに忘れていましたが、初級の頃で、ああでこうで、こんなことを言われてですね、と伝えると、こう答えてくれました。

「もし、俺がそう言ったなら、それは君に、祝福を感じて欲しかったからやろなあ。」

そう、まだまだ私は「人が怖い」人で、自分は親に嫌われて、望まれていない子どもだったと本気で思っていて、生まれてこない方が良かった、自分が死んでも悲しむ人なんてどこにもいないと思っていた頃だったのです。

まだまだ、知らなかったのです。

私が生まれたとき。

たくさんの「おめでとう」があったこと。
私が生まれただけで。

すでに親の喜びであったこと。

両親は離婚し、ずいぶん大きくなって、というか中年ど真ん中で「ヒーリングワーク」に通うようになってから、本当に奇跡的に、離れ離れとなった父と再会しました。

父からもらった手紙に、私が生まれたときのこととして、書いてありました。

「この両手のうちにある、小さな貴女(あなた)の、小さな頭を洗う喜びよ」。

「ヒーリングワーク」では、さまざまな心理実習にチャレンジをしますが、与えられた課題をグループで行うものがあります。

何らかの役を引き受けながら心を癒してゆく、ロールプレイという手法の一種と思っていただければいいのですが、私が「おめでとう、よかったねのワーク」と呼んでいるグループワークがあります。

自分が叶えたい夢、願っていることや、目標などが、「すでに叶ったもの」として、喜びを報告したい人を指名して、どんなことが叶ったのかを伝え、相手に「おめでとう、よかったね」と言ってもらうというものです。流行りの言葉だと「予祝」に当たりますかね。

字面だけで読むとだいぶ能天気な、良くも悪くもおめでたいワークのように感じるのですが、これを全力でやると(照れず誤魔化さず真剣にやることがコツです)、誠にヒーリングの力がパワフルなワークなんですね。

祝福って、浄化の力がえげつなく強いのです。
一瞬で、罪悪感が消えてなくなります。

特に、存在理由の痛みと呼ばれる、この世界に生まれてきて良かったのかという自分自身への疑いが、本当に綺麗に洗い流されていくように個人的には感じています。

今思えば、20年前の私が聞いたらびっくりするような、幸せな人に変化することが出来たのは、何度も何度も、祝福のエネルギーの中に居て、祝福される存在だと自己概念を書き換えることができたからだろうなと思っています。

更に、祝福のエネルギーの中にいると、自分自身が親のポジションで関わった人たちに対しての、どうすることもできなかった、どうしてもしてやれなかったことへの罪悪感が癒やされ、許されるように感じられるのです。

私は、自分の子どもは持つことが出来なかった人生でしたが、その代わりに、本当にたくさんの我が子と思って見ている方々への関わりに恵まれました。

全力もベストも尽くしますが、当然ながら完璧ではありませんし、いかんせんポンコツなので、出来ないことも多いです。ましてや、数年前に神経の大病を患い、身体障害者となってからは、出来ないことがとても増えて、申し訳なさを感じることが増えました。

だからこそなのか、こんな不出来で未熟な親で、出来ないことばかりでも、関わった人が幸せになると、とても深い喜びを感じるとともに、私はまだこの世界に生きていてもいいのかもしれない、と、存在を許されるように感じるのです。

「ヒーリングワーク」を通じてたくさんのことを学びましたが、中でもお気に入りは「私が幸せになることで、周りを助けることができる」ということです。

誰かを見捨てるようで、誰かを裏切るようで、誰かを傷つけるようで、幸せを選ぶことに躊躇することがあります。


それでも。

誰かが祝福の中にあるとき。

誰かを祝福するとき。

 

本当に大きな癒しのエネルギーが存在しています。


とても勇気はいるのですが、叶えたい夢、なりたいもの、欲しい幸せを選び続けて成就したとき、あなたがずっと気にしていた人も、さぞや喜んでくれることでしょう。

もしかしたら、その人は。


あの頃は本当に辛かったけど。

受け入れるしかない悲しみがあったけど。

 

それでもこんなに幸せそうならやっぱり嬉しいな、と思って、叶えたあなたを見ることになるかもしれません。

夢を諦めないで欲しいのです。

すでに叶えた人と自分を比較して、嫉妬に苦しんだり、どうせ私には無理だ、私は愛されないと思ってしまう時期もありますが、それでも、何度も何度も心を癒してゆくチャレンジをしてゆくと、いつの間にか、昔の自分がびっくりするような人に変化をしているものです。

今回の「ヒーリングワーク」でも、グループワークで、本当にたくさんの夢が叶った場面に立ち会いました。いずれも、現実化するのが待ち遠しいものばかりでした。

夢を諦めないで欲しいのです。

どうぞ、祝福させてください。
どうぞ、言わせてください。


「おめでとう、よかったね」と。

心理カウンセラー大門昌代のプロフィール


木曜日担当は、大塚統子・大野愛子とお送りしています。
今週はわたくし大門昌代が担当します。

 


最初は悪くなかったはずなのに、
気づくといつも、立場がはっきりしない。

 

嫌われているわけじゃない。
連絡が来ないわけでもない。


会えばやさしいし、それなりに大事にもされている気もする。

でも、なぜか本命にはなれない。
いつも少し後ろのほうにいる感じがする。

 

こんなこと、ありませんか。

こういう恋が続くと、だんだん自分に原因がある気がしてきます。

 

私に魅力がないのかな。
何か足りないのかな。


もっとかわいくしていたら違ったのかな。
もっと頑張れば、ちゃんと選ばれたのかな。

 

でも、本命になれない恋が続くのは、
ただ魅力が足りないから、とは限らないんです。

 

そこには、恋愛の中でついやってしまいやすいことや、なりやすい立場があることも多いんですね。

最初から、ちゃんと向き合う気のない相手を選びやすいことがある

本命になれない恋が続く人は、最初から少し難しい相手を好きになりやすいことがあります。

 

たとえば、

仕事が忙しすぎる人
気持ちをはっきり言わない人
前の恋を引きずっている人
誰にでもやさしい人
距離は近いのに、ちゃんと向き合おうとしない人

 

こういう相手って、最初は魅力的に見えることがあるんですよね。

 

気になる。
放っておけない。
わかってあげたくなる。

 

でも、その時点で相手の中には、最初からちゃんと向き合う気がないこともあります。

 

そうすると、こちらがどれだけ頑張っても、最初から少し苦しいポジションになりやすいんです。

“愛される”より“必要とされる”ほうに慣れていることがある

これもよくあります。

本命になれない恋では、
愛されるというより、頼られる、待ってあげる、わかってあげる、支えてあげる、
そういう形になりやすいんです。

 

もちろん、それ自体が悪いわけではありません。

でも、必要とされることと、大切にされることは、同じではないんですね。

 

相談はされる。
弱音も吐かれる。
会えば甘えてくる。
でも、関係ははっきりしない。

 

こうなると、こちらは「私って特別なのかも」と思いやすいんですが、
実際には“いると助かる人”のポジションに入っているだけ、ということもあります。

 

人の役に立つことに慣れている人ほど、恋愛でもつい“支える側”に回りやすいんです。

自分の気持ちを言う前に、相手の都合を先に考えてしまう

本命になれない恋が続く人は、自分の気持ちを出す前に、自分の気持ちより相手の都合を先に考えやすいことがあります。

 

忙しいなら仕方ないよね。
今は余裕がないんだろうな。
ここで聞いたら、重いって思われるかな。
プレッシャーになるかもしれないし。

 

そんなふうに思って、言いたいことを飲み込む。
聞きたいことがあっても聞かない。
はっきりしないままでも、自分を納得させてしまう。

 

でもそれが続くと、相手からすると
“このままで大丈夫な人”に見えやすいんですね。

 

本当は苦しいのに、苦しいと言わない。
本当ははっきりしたいのに、まあいいかで済ませる。
不満があっても、責めないようにしてしまう。

 

そうすると、関係が深まるというより、あいまいなまま続きやすくなります。

“どうしたら選ばれるか”を考え始めると、だんだん苦しくなる

本命になれない恋が続くと、途中から
「どうしたら選ばれるんだろう」
を考えるようになります。

 

もっとやさしくしたほうがいいかな。
重くならないようにしよう。
相手のペースに合わせよう。
迷惑をかけないようにしよう。

 

こうやって頑張れば頑張るほど、恋愛が
“二人の関係”というより
“選ばれるための努力”
みたいになっていくんです。

 

でも、本命になるために自分を削る恋は、やっぱりしんどいんですよね。

 

しかも不思議なことに、こちらが頑張れば頑張るほど、相手はその頑張りに慣れていきます。

こちらは無理して合わせている。
でも相手は、それが普通になる。

 

するとますます、相手が選んでくれるのを待つ形になってしまうんです。

問題は魅力がないことじゃなくて、最初に引き受けている立場かもしれない

本命になれない恋が続くと、
「私に魅力がないからだ」
と思いやすいんですね。

 

でも実際には、魅力の問題というより、
最初から“本命になりにくい立場”を引き受けてしまっていることがあります。

 

相手の事情を優先する。
関係を急がない。
気持ちを確認しない。
不安を飲み込む。
あいまいでも離れない。

 

こういうことを重ねていくと、相手に悪気がなくても
“ちゃんと決めなくても続く関係”
になってしまうことがあるんです。

 

つまり、選ばれないというより、
選ばれなくても続いてしまう形を作っていることがあるんですね。

じゃあ、どうしたらいいの?

まず大事なのは、
“本命になれない恋”を、自分の魅力不足だけの話にしないことです。

 

見たほうがいいのは、

どんな相手を選びやすいのか。
どこで遠慮してしまうのか。
どこで自分の気持ちを引っ込めているのか。
愛されることより、必要とされることに寄っていないか。

このあたりです。

 

それから、相手に合わせる前に、
自分はどんな関係がほしいのかを、もう少し大事にしていいんです。

 

ちゃんと会いたい。
あいまいなままは苦しい。
大事にされている実感がほしい。
一番にしてくれる関係がほしい。

 

こういう気持ちは、わがままではありません。

本命になれない恋が続く人ほど、こう思いながらも
「でも仕方ないか」
と先に引っ込めてしまいやすいんですね。

最後に

本命になれない恋が続くと、
自分には何か足りないような気がしてしまうことがあります。

 

でも、本当に見たほうがいいのは、
魅力があるかないかより、
どんな恋の始め方をしているか、なのかもしれません。

 

最初から手の届きにくい相手を選んでいないか。
必要とされる立場で安心していないか。
本音を言う前に、わかってあげる側に回っていないか。

 

そこに気づけると、
“本命になれない私”ではなく、
“そういう恋になりやすかった私”として見られるようになります。

 

そうすると、自分を責めるより先に、変えられることが見えてきます。

 

読んでくださって、ありがとうございました♪