木曜日担当は、大塚統子・大野愛子とお送りしています。
今週はわたくし大門昌代が担当します。
最初は悪くなかったはずなのに、
気づくといつも、立場がはっきりしない。
嫌われているわけじゃない。
連絡が来ないわけでもない。
会えばやさしいし、それなりに大事にもされている気もする。
でも、なぜか本命にはなれない。
いつも少し後ろのほうにいる感じがする。
こんなこと、ありませんか。
こういう恋が続くと、だんだん自分に原因がある気がしてきます。
私に魅力がないのかな。
何か足りないのかな。
もっとかわいくしていたら違ったのかな。
もっと頑張れば、ちゃんと選ばれたのかな。
でも、本命になれない恋が続くのは、
ただ魅力が足りないから、とは限らないんです。
そこには、恋愛の中でついやってしまいやすいことや、なりやすい立場があることも多いんですね。
最初から、ちゃんと向き合う気のない相手を選びやすいことがある
本命になれない恋が続く人は、最初から少し難しい相手を好きになりやすいことがあります。
たとえば、
仕事が忙しすぎる人
気持ちをはっきり言わない人
前の恋を引きずっている人
誰にでもやさしい人
距離は近いのに、ちゃんと向き合おうとしない人
こういう相手って、最初は魅力的に見えることがあるんですよね。
気になる。
放っておけない。
わかってあげたくなる。
でも、その時点で相手の中には、最初からちゃんと向き合う気がないこともあります。
そうすると、こちらがどれだけ頑張っても、最初から少し苦しいポジションになりやすいんです。
“愛される”より“必要とされる”ほうに慣れていることがある
これもよくあります。
本命になれない恋では、
愛されるというより、頼られる、待ってあげる、わかってあげる、支えてあげる、
そういう形になりやすいんです。
もちろん、それ自体が悪いわけではありません。
でも、必要とされることと、大切にされることは、同じではないんですね。
相談はされる。
弱音も吐かれる。
会えば甘えてくる。
でも、関係ははっきりしない。
こうなると、こちらは「私って特別なのかも」と思いやすいんですが、
実際には“いると助かる人”のポジションに入っているだけ、ということもあります。
人の役に立つことに慣れている人ほど、恋愛でもつい“支える側”に回りやすいんです。
自分の気持ちを言う前に、相手の都合を先に考えてしまう
本命になれない恋が続く人は、自分の気持ちを出す前に、自分の気持ちより相手の都合を先に考えやすいことがあります。
忙しいなら仕方ないよね。
今は余裕がないんだろうな。
ここで聞いたら、重いって思われるかな。
プレッシャーになるかもしれないし。
そんなふうに思って、言いたいことを飲み込む。
聞きたいことがあっても聞かない。
はっきりしないままでも、自分を納得させてしまう。
でもそれが続くと、相手からすると
“このままで大丈夫な人”に見えやすいんですね。
本当は苦しいのに、苦しいと言わない。
本当ははっきりしたいのに、まあいいかで済ませる。
不満があっても、責めないようにしてしまう。
そうすると、関係が深まるというより、あいまいなまま続きやすくなります。
“どうしたら選ばれるか”を考え始めると、だんだん苦しくなる
本命になれない恋が続くと、途中から
「どうしたら選ばれるんだろう」
を考えるようになります。
もっとやさしくしたほうがいいかな。
重くならないようにしよう。
相手のペースに合わせよう。
迷惑をかけないようにしよう。
こうやって頑張れば頑張るほど、恋愛が
“二人の関係”というより
“選ばれるための努力”
みたいになっていくんです。
でも、本命になるために自分を削る恋は、やっぱりしんどいんですよね。
しかも不思議なことに、こちらが頑張れば頑張るほど、相手はその頑張りに慣れていきます。
こちらは無理して合わせている。
でも相手は、それが普通になる。
するとますます、相手が選んでくれるのを待つ形になってしまうんです。
問題は魅力がないことじゃなくて、最初に引き受けている立場かもしれない
本命になれない恋が続くと、
「私に魅力がないからだ」
と思いやすいんですね。
でも実際には、魅力の問題というより、
最初から“本命になりにくい立場”を引き受けてしまっていることがあります。
相手の事情を優先する。
関係を急がない。
気持ちを確認しない。
不安を飲み込む。
あいまいでも離れない。
こういうことを重ねていくと、相手に悪気がなくても
“ちゃんと決めなくても続く関係”
になってしまうことがあるんです。
つまり、選ばれないというより、
選ばれなくても続いてしまう形を作っていることがあるんですね。
じゃあ、どうしたらいいの?
まず大事なのは、
“本命になれない恋”を、自分の魅力不足だけの話にしないことです。
見たほうがいいのは、
どんな相手を選びやすいのか。
どこで遠慮してしまうのか。
どこで自分の気持ちを引っ込めているのか。
愛されることより、必要とされることに寄っていないか。
このあたりです。
それから、相手に合わせる前に、
自分はどんな関係がほしいのかを、もう少し大事にしていいんです。
ちゃんと会いたい。
あいまいなままは苦しい。
大事にされている実感がほしい。
一番にしてくれる関係がほしい。
こういう気持ちは、わがままではありません。
本命になれない恋が続く人ほど、こう思いながらも
「でも仕方ないか」
と先に引っ込めてしまいやすいんですね。
最後に
本命になれない恋が続くと、
自分には何か足りないような気がしてしまうことがあります。
でも、本当に見たほうがいいのは、
魅力があるかないかより、
どんな恋の始め方をしているか、なのかもしれません。
最初から手の届きにくい相手を選んでいないか。
必要とされる立場で安心していないか。
本音を言う前に、わかってあげる側に回っていないか。
そこに気づけると、
“本命になれない私”ではなく、
“そういう恋になりやすかった私”として見られるようになります。
そうすると、自分を責めるより先に、変えられることが見えてきます。
読んでくださって、ありがとうございました♪

K-1グランプリ










