初めにこちらのイベントのご案内から
★2025ゴールデンウィーク特別イベント★
天職に出会うと人生が変わる!
心理カウンセラーの軌跡〜6人の女性の選択と決断〜
日時:2025/5/4(日)13:00~18:45
※2025/5/8(木)20:00~2025/5/20(火)20:00まで、見逃し配信を行います。
会場:オンライン会議システム「ZOOM」
タイムスケジュール/講師/テーマ
■13:00~13:45 品田沙織
「何度も転んだ、でもその先にあった私だけの生きる道」
■14:00~14:45 一澤藍子
「⻑所と短所は背中合わせ〜⼆⾯性を理解して、もっと⾃由な私になる〜」
■15:00~15:45 なかやしのぶ
「私、愛ある世界に生きる!!」
■16:00~16:45 やなぎあこ
「泣きながら呼んでくれていた 〜Make me your channel of your peace 〜」
■17:00~17:45 帆南尚美
「やりたいことがわからない私からの卒業」
■18:00~18:45 大塚統子
※お申込み締切:2025年5月1日(木)15:00
受講料:「事前お支払い制」
・1講座:3,300円(税込)/
・全6講座を受講:16,500円(税込)
※全講座ご参加の方は1講座分お得です!
※お支払い期間:2025年5月1日(木)15:00
お支払い方法について詳しくは>>>こちら<<<
★2025年ゴールデンウィーク特別イベント
「売れっ子カウンセラーへの道」
人気カウンセラーの人気の秘訣を、
ベテランカウンセラーが暴きます!
日時:2025/5/3(土祝)13:00~18:45
※2025/5/8(木)20:00~2025/5/20(火)20:00まで、見逃し配信を行います。
会場:オンライン会議システム「ZOOM」
タイムスケジュール/出演講師/テーマ
■13:00~13:45 いしだちさ(インタビュアー:大野愛子)
「論理的思考も心理分析も苦手だった私が、電話指名1位になれたわけ」
■14:00~14:45 朝陽みき(インタビュアー:大塚統子)
「鬱で寝たきりだった私が自分を取り戻し、デビュー最速ランキング入りの秘訣」
■15:00~15:45 久宝美子(インタビュアー:大塚統子)
「九州の地方在住のおばちゃんがカウンセラーで活躍できる理由」
■16:00~16:45 町村ゆき(インタビュアー:大塚統子)
「毒親だった私が、母娘の絆を取り戻し“選ばれる”カウンセラーになれたわけ」
■17:00~17:45 近藤あきとし(インタビュアー:池尾昌紀)
「努力を結果につなげる!コツコツ型カウンセラーが売れ続ける『成功の極意』とは?」
■18:00~18:45 服部希美(インタビュアー:池尾昌紀)
「目立たなくても選ばれ続ける心理カウンセラーになる秘訣」
※お申込み締切:2025年5月1日(木)15:00
受講料:「事前お支払い制」
・1講座:3,300円(税込)/
・全6講座を受講:16,500円(税込)
※全講座ご参加の方は1講座分お得です!
※お支払い期間:2025年5月1日(木)15:00
お支払い方法について詳しくは>>>こちら
いつもありがとうございます。
本日の記事はこちらから✏️
自分の正しさを癒す
私が初めてカウンセリングを受けたのは、9年前です。
そこから私は、ずっと親のことを取り組んできました。
初めてカウンセリングを受けるきっかけになった事が、夫とのパートナーシップがうまくいかなかったときに始まって。
お姑さんとの関係や、親戚との関係がうまくいかない時も、仕事で前に進むために、仕事で成功したいって思う時も、いつも親との関係に取り組んできました。
カウンセリングを受けたことのある方、ご理解いただけるかもしれません。
例えば、主訴は彼との関係だったり、仕事のことだったのに、話していくうちにいつのまにか親の話になってたことがあるのではないかと思います。
それは、私たちの対人関係のベースが親との関係にあるから、なんですね。
実際、私はそうやって親に向き合ったことで、効果を感じていました。
親との関係を癒していくと、パートナーシップも、仕事もいい感じ。
ずっと、心のことに取り組んできた甲斐あって、自分の人生が立ち直ったな、もう親のことなんて、「向き合いきった!」というのは大袈裟かもしれないけれど、とりあえず、今ある親との問題はクリアしたな、、、って思っていたのが、5年前くらいです。
そこから、親のことで一つも悩むことのない時期が続きました。
その間、ずっと、お盆とお正月には実家に帰っていて、両親との仲も良好でした。
だから、子ども時代の親との葛藤なんてすっかり忘れていたのです。やっと普通の人の生活が送れているとほっと息をついていました。
だから、今年の初めに実家に帰った時に、本当に気を抜いていたんです。
実家には夫と受験の終わった息子を連れて帰っていていました。
事が起きたのは、みんなで紅白をみながらのんびりしていた時でした。
みんなで紅白をみているときに、お酒を飲んで酔っ払った父が、突然私に文句を言い始めました。
あまりに急だったので、私は何も言い返せなくて黙って聞いていました。
するとさらに父はエスカレートしていって、私の仕事へのディスが始まりました。
「お前のやっている仕事なんて、意味がない!」とか、
「カウンセラーなんて下世話な商売だ」とか、
「そんな仕事しているお前に友達なんてひとりもいないだろう」とか。
父がどうしてそんなことを言い始めたのはわからないのですが、かなり傷つくことを言われました。
あまりにもひどかったので、夫と息子が止めにはいってくれたくらいでした。
その場にいると良くないので、私が子ども時代に使っていた部屋に帰って眠ろうとしました。でも、父への怒りが湧いてきて眠れないんです。
でも、もう怒りたくはないので、必死に怒りを納めようとしてこんなことを考えました。
「私、家族のこと、だいぶ癒してきたはずだし。父も酔っていたし。私がなにか、父の地雷を踏んだのかもしれないし」
と考え、自分が何か悪いことがあったからこのことが起きたのだと思おうとしました。
父から怒鳴られたことの方を正当化して、「怒られてもしょうがない」と思おうとしたんです。
でも、それはなんか違う気がします。
それは自分の傷つきを無かったことにしようとしているなと、気づいたんです。
傷つきを無かったことにしようとして、平気なふりすると、返って長引くの知っていたので、それはやめようと思いました。
傷つきを受容できないと、パターンになって、持ち続けることになるのです。
だから、今の自分の気持ちを感じてみようと思って、父に理不尽なことを言われて傷ついた自分を認めることにしました。
なんであんな理不尽なことを!という怒りの下の気持ちをみると、傷ついた心がたくさん出てきました。
やっぱり、45歳過ぎても、親に否定されるって傷つくんですよね。
しかも、私の仕事というのは、ベースには「両親を助けたい」っていう気持ちがあるものだから、それを否定されたように感じてめちゃくちゃ傷つくわけで。
それで、傷ついた自分の感情を素直に感じることにしたんです。
怒りの下の感情です。
すると、出てくるのは、やっぱり「悲しみ」でした。
やっぱり悲しいんですよね。
自分が頑張ってきたことを、親に否定されるのは、やっぱり悲しい。
自分の頑張りをわかってもらえないのって、悲しいんです。
「そりゃぁ、あんなこと言われたら悲しいよね」って自分に対して思うと、やっと涙がでてきました。
そうやって、自分の本当の気持ちである「傷つきと悲しさ」を感じられるまで、私は半日かかりました。
半日たたないと、私は自分の傷つきを認められなかったんですよね。
それくらい、傷つきと悲しみを受容するのは、ハードルが高いものです。
そうやって、悲しみを感じていると、悲しみで紐づいている、過去の記憶が蘇ってきました。
そういえば、私、この悲しみ、昔よくかんじていたなぁっと、懐かしい気持ちになりました。ここ最近は、ずっと幸せだったから、すっかり忘れていたけど。
そういえば、私の両親って、昔からこうだった。
昔からよく、理不尽なことで怒りをぶつけられてきました。親のやりきれない気持ちや八つ当たりも引き受けてきたのを思い出しました。
それで、私は悔しくて仕方なくて、この部屋で1人で声が漏れないように泣いていたのが思い出されたんです。
それで、こう思いました。
子ども時代に感じきれなくて、この子供部屋に残ったままになった、自分の過去の悲しみを拾うために、今回のことが起きたような気がする。
子どもだったから、自分一人で悲しみを感じきれなくて、抑圧してしまう。
感じきれない場合は、「怒り」や「恨み」に転化されたり。
また、傷つきは癒さないと恐れに変わり、それがビリーフをつくりだしたりします。
だから、癒されていないままのその子供の私が、まだ、この部屋で一人で泣いているのかもしれない。
この部屋に一人でずっと悲しみをかかえたままでいた、当時の自分の気持ちを分かろうって思ってみると、「昔は感じきれなかった大きな悲しみ」を感じて、涙が溢れてきます。
10代の子どもが、この悲しみを背負って、一人でよく生きてきたなぁって思いました。
そうやって、当時の悲しみを感じ切って、落ち着いてくると、じゃぁ、どうしたらいいのかを考えられるようになります。
私は今回のことをどうしたいかって考えてみた時に、私は、「許したい」と思いました。
心の世界のことを学んでみて思うのは、この出来事を父への恨みのままにしておく方が、結果的に自分が辛くなるということです。
じゃぁ、ここから、どう昇華させようか、と思ったときに、思いついたのはこのビリーフを手放すことです。
私は、昔からこの「自分が悪くないのに、怒られて傷ついた」っていう痛みがあったのだけれど、この痛みが「自分の正しさにこだわる」っていうビリーフを作り出していました。
「私の方が正しいんだ」というビリーフを握りしてめていたことに気づきました。
それで過去の私を振り返ってみると、
「私の方が正しいのに、どうして私の気持ちをわかってくれないの!」って言いながら夫にブチ切れてきたことがいっぱいあるわけです。
だとすると、夫は、「私が親から一方的に詰められて、傷ついたときの気持ち」と同じ気持ちを感じてきているかもしれないってことになります。
「わかってもらえない」っていう、傷つきが
「わかってほしい」という強いにニーズになり、
「自分の方が正しい」という鎧を作り、相手を責めてしまう。
その結果、自分が相手を傷つける人になっている。
私たちは、自分で自分の痛みを癒さない限り、大事な人を、過去の自分と同じように傷つけようとしてしまいます。
過去の私は、自分の思い込みのせいで、夫をたくさん傷つけてきたなって思いました。
それで、夫に自分の今の気持ちと、自分の思い込みで夫を傷つけてきたことをあやまりました。
「私、さっきの親の罵倒で、ものすごく傷ついて悲しかったみたい。
ものすごく悲しかったみたい。それで、思ったんだけど、昔の私って、あなたを責めて怒鳴ってきたことあったよね。
さっき父が私に一方的に怒鳴ったように、私も同じことあなたにしていたよね。
私が怒って責めるたびに、私は、あなたを傷つけてきたんだと思うの、
あの時は、本当にごめんね」
と伝えました。
すると夫は
「あのときは嫌だったけど、もういいんだよ」というのです。
そして、こんなふうにも言われました。
「今日は大変だったね、辛かったね」と。
これ、想像してもらえるでしょうか、こう言われた私の気持ち。
過去の自分の失敗を許されちゃった。
つまり、私の弱さを許され、愛されてしまったのです。
ものすごく、嬉しくて、夫に対しての気持ちが高まるのです。
「もう一度好きになってしまう!」って、思いました。
夫に受け入れてもらった。理解してもらった。
つまり、愛されていると感じるのです。
夫と、心でつながって、
夫が自分の生きる喜びだとか、
お互いがお互いの味方であるとか、
何かこまったことは二人なら大丈夫、私にはあなたがいるからねと
感じられました。
最近忙しくて後回しになっていたコミュニケーションなんですが、
それが、この実家に帰省したときの出来事によって、もう一度、心とこことが繋がれた気がしました。
ロマンスが戻ってくるんですね。
ただ一緒にいるだけで、うきうきして楽しい気持ちがもう一度、蘇ってきました。
ビリーフや自分の正しさを癒すことで、夫ともう一度仲良くなれたという出来事でした。
次回は、私の父を理解していくというお話しをしたいと思います。
お読みいただきありがとうございました!
心理カウンセラー 青井あずさ
カウンセリングサービス所属。
東京での対面カウンセリングとオンラインでカウンセリングをご提供しています。
1978年生まれ。茨城県出身。
夫婦間でひどい問題が起きても、心理学を学んだことで今までの自分の物の見方を変えながら相手を理解することを続けた結果、一人の男性を愛し続ける事ができている。
パートナーシップや家族関係を中心に人間関係の問題全般を扱う。持ち前の感覚と感性を使い、クライアントの繊細な感情を読み取り、表現することに長けている。痛みや苦さを癒した先に見えてくる自己実現までをサポートすることが得意。現在、夫と息子と3人暮らし。
2023年からは神戸メンタルサービスの講師を担当。
青井あずさ 公式ブログーーhttps://aoiazusa.blog.jp
こちらのサイトでは、直近のご予約情報と、講座、講演などのご案内をさせていただいています。
カウンセリングサービスのご案内
カウンセリングサービスには、常時80名以上のカウンセラーがあなたのお悩みにお答えしていきます。
○カウンセリングのご利用は「カウンセリング予約センター」までお電話ください
電話:06-6190-5131
(受付:12:00~20:30・月曜休・他)
こちらの講座の講師を担当します。
5/1(木) 19:00-20:50
カウンセリング講座 講師:青井あずさ
『家族代々引き継がれる罪悪感のカウンセリング』
会場:ZOOM
料金:一般¥4,400 会員¥3,300
(会員は入会申込み¥3,300が必要です)
お申込み:4/30(水)15:00締切
お支払い:4/30(水)15:00締切
ID発送:4/30(水)18:00まで送付
お申し込みは、こちら>>>
テーマ詳細: 知らないところに行くとき地図かあると安心ですね。
カウンセリングの中での罪悪感を取り扱うときに知っておくといいモデルをご紹介します。
どうやって家族代々の問題が引き継がれるのかというしくみを知っておくと、罪悪感の裏にある愛までたどり着くルートがみえてきます。まずは、深い共感でカウンセリングの土台を作り、その上で罪悪感を扱います。おまちしております!