2号缶のみかん寒天ゼリー(約1L分) | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

娘のリクエストで、今日のおやつはみかん缶の寒天ゼリー。

近年4号缶を1缶では足りないので、その倍入っている2号缶を使って作りました。


ゼリー型に流しても一度に2個も3個も食べることになるので、各自で食べたい分を好きなだけ。

いつもの量をほぼ倍にするだけですが、毎回計算し直すのが手間なので記録しておきたいと思います。


2号缶ではなく、4号缶の果物2種類を混ぜて作りたい時にも活用できます。





ちなみに4号缶はスーパーの缶詰コーナーでよく見かけるサイズで、2号缶は製菓材料店や業務用の食材店などで見かけます。


4号缶はおよその固形量240g・内容総量425g、2号缶は固形量480g・内容総量850g程度になります。(果物の場合)



■2号缶使用のレシピはこちら。




【材料】


約1L分


 水 220g

 粉寒天 4.5g

 グラニュー糖 45g

 フルーツ缶詰(2号缶)1缶



【準備】

○出来上がり後に型から取り出したい場合は、予め型をさっと濡らしておく(型から寒天が離れやすくなるため)

○フルーツ缶を開けてフルーツを取り出し、大きい場合は食べやすい大きさにカットしておく

○シロップの重さを計り、380g以下であればその重さになるまで水を足す。また冷たい場合はレンジなどで常温に温めておく(寒天液とあまりに温度差があると、偏って固まる場合があるため)



【作り方】


①小鍋に水と粉寒天を入れ、泡だて器などで混ぜながら中火にかける。沸騰したら火を弱め、軽く煮立つ程度の温度を保ちながら1分ほど煮溶かす


②寒天が完全に溶けたらグラニュー糖を加えて溶かし、フルーツ缶のシロップを入れてよく混ぜる


③寒天液を型に流し、フルーツを入れ、粗熱が取れて固まってきたら、冷蔵庫でしっかり冷やす


★出来立てのうちは型や容器が熱くなり、素手では持てないため、熱いうちに移動させたい場合は先にバットなどに型を乗せてから寒天液を流し込む。


★型から出す際は、縁から型とゼリーの間に空気を入れて取り出す。





ちなみに写真で使用した型はこちら。

柔らかいシリコン製なので、移動させやすいよう平らなバットなどに乗せてからゼリー液を注ぐのがおすすめです。




シリコマート全般に言えることですが型はやや高価なので、はじめは手間がかかったものを作らねばと意気込んでいましたが、この材質自体数千回の焼成にも耐えうるとされている(だから世界中で業務用にも使われるメーカーな)わけですし、シンプルな寒天ゼリーですら可愛く仕上がるので、今は焼きっぱなしのケーキやただ固めるだけの簡単なデザートを作る際にもがんがん使っています。


中でもこちらは波打っているように見えるところが涼し気で大好きな形です。