抹茶のダックワーズケーキ〈卵白8個分〉 | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

以前、余った卵白と抹茶でダックワーズケーキを作りましたが、また卵白が貯まってきたのでひとまわり大きなサイズで作りました。





前回は3段重ねでしたが、今回は4段と更にボリューミーに。 





生地はメレンゲに粉を合わせるだけ。
またシロップを打たなくてもしっとりとした口当たりなので、クリームと重ねるだけでホールケーキに。

それぞれの厚みが揃っていなくても、最終的に高さが揃えばOK。
シンプルですが、デコレーションやケーキトッパーを飾れば誕生日やクリスマスにもよさそうです。




写真は8等分ですが、これは1人分とするとかなりボリューミー。
大体10〜12人分が目安です。




【注意点】
 生地はメレンゲが潰れないよう、作ってすぐに焼くのがポイント。
 ただ18cmサイズは天板1枚につき1枚ずつしか焼けません。
 例えば2段一度に焼けるオーブンを使う場合は、半量ずつ生地を作って2回に分けて焼くなど、予め一度に焼ける量を把握して記事を作る回数を決めてとりかかるのがおすすめです。

 また連続してオーブンを使う場合は焼色が濃くつきすぎる場合があるので、様子を見ながら温度や焼き時間を調整する必要があります。


【材料】


18cmのタルトリング使用

出来上がり 約20cm×H6〜7cm


☆抹茶生地

 卵白 280〜300g(M8個分)

 グラニュー糖 80g

 薄力粉 32g

 抹茶 8g

 粉糖(生地用) 160g

 アーモンドパウダー 180g

 粉糖(仕上げ用) 適量


☆抹茶クリーム

 抹茶 7g

 熱湯 12g

 グラニュー糖 55g

 生クリーム 250g


 

 


【準備】

○オーブンは180度に予熱する

○天板にオーブンシートを敷く

○薄力粉・抹茶・生地用の粉糖・アーモンドパウダーを一緒にふるう



【作り方】


①ボウルに卵白をほぐして白っぽくなってきたら、グラニュー糖を2~3回に分けて加えながら都度ハンドミキサー(またはスタンドミキサー)でしっかりと泡立て、垂直に引き上げると少しおじぎする程度までメレンゲを立てる


②メレンゲにふるっておいた粉類を一度に加え、ゴムベラでさっくりと切り混ぜるように合わせる


③オーブンシートの上にタルトリングを置き、1枚につき175〜180g程度を型の内側に乗せ、L字パレットやカードなどで表面を平らにならす


★型を使わず、2cm程度の丸口金で渦巻き状に絞り出してもOK。


④水をつけた楊枝で淵をぐるりと一周なぞってから、型を外す


↓こちらはプレーンで作った時の写真です


⑤表面に仕上げ用の粉糖を2~3巡、表面に少し残るくらいにふるいかける

⑥予熱が終了したオーブンに入れて170度に下げ、16〜17分ほど焼く。表面にほんのり焼色がつき、裏面にも濃いめの焼色がついていたら取り出し、粗熱が取れたら天板からシートを外してしっかり冷ます

⑦使用する直前にクリームをつくる。
 抹茶クリーム用のグラニュー糖をボウルに入れ、そこに抹茶をふるいながら加えて混ぜ合わせ、熱湯を加えてよく練ってペースト状にする。生クリームで少しずつ溶きのばし、氷水が入ったボウルに底をつけながら8分立てにする

⑧ダックワーズ生地とクリームを交互に重ね、最後に好みで泣かない粉糖をふる。冷蔵庫で半日ほど冷やす
 
★生地を挟むとクリームは横に広がるので、クリームは少し厚めに、生地の縁より1cmほど内側に塗りひろげます。
 食べる際は毎度温めたナイフで切り分けてください。