ほうじ茶のババロア | 型にはまったお菓子なお茶の時間

型にはまったお菓子なお茶の時間

主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

今日のお茶のお供はほうじ茶のババロア。
香ばしい風味とミルキーなコクは相性抜群です。

以前載せたムースの材料に卵黄が加わっただけですが、作り方が変わってきますし、味わいもやや濃厚に感じられます。


ホイップクリームとシナモンパウダーはお好みですが、トッピングすると風味も華やかです。




【材料】

約90〜100mlの容器4〜5個分

 卵黄 2個
 牛乳 220g
 生クリーム 100g
 グラニュー糖 35〜40g
 ほうじ茶のティーバッグ 茶葉10g分
 バニラエッセンス 3ふり
 (またはバニラビーンズ 数cm分)
 粉ゼラチン 5g
 水 30g


【作り方】

①ゼラチンを水にふり入れ、10分ふやかす

★水をゼラチンに加えるとだまになり溶けにくくなることがあります。

②ふやかしている間に牛乳とティーバッグを小鍋に入れて、沸騰しない程度の温度で紅茶を4〜5分濃い目に煮出し、火を止めてからティーバッグを押してエキスを絞り、常温まで冷ます(150gに満たない場合は牛乳を足す)

★バニラビーンズを加える場合はここでさやから削いだ種を一緒に煮てください。
 また必ず冷ましてから次の工程に進まないと、牛乳の熱さで卵黄が固まってしまいなめらかさがなくなるので注意します。
 ティーバッグがやぶれた場合は漉せばOK。

③生クリームを、すくうとさらっと落ちる程度の六分立てに泡立てる

④ボウルに卵黄とグラニュー糖を入れて白っぽくなるまですり混ぜ、そこに少しずつ静かに小鍋のミルクティーを加えて溶きのばす

★グラニュー糖はほうじ茶の煮出し加減や好みに合わせて調整しても。

⑤きれいに洗った小鍋に③を入れ、中弱火~中火程度の火にかけて、ゴムベラで絶えず鍋底を掻くように混ぜながらとろみがつくまで煮立たせないように煮る

⑥途中いったん火を止めて、ゼラチンを500Wのレンジに30秒ほどかけてなめらかに溶かしたものを小鍋に加え、再度軽く火にかけてゼラチンを全体に混ぜ合わせたら火からおろす

⑦バニラエッセンスを混ぜ、小鍋の中身を目の細かい茶こしで漉しながらボウルに移す。ボウルの底を氷水に浸けて、ゴムベラで側面をなぞるように混ぜながらとろみがつくまで冷やす(大体20度を切ったあたりでとろみがついてきます)

★とろみがついて次の工程に移る際、そのまま底を氷水につけて放置しておくと接している底の部分が偏って固まる場合があるので、すぐに次へ。

⑧とろみがついた⑥と③のクリームをなめらかに混ぜ、容器や型に流す。複雑なシリコン製の型は冷凍庫で、カップやエンゼル型などのシンプルな形の場合は冷蔵庫で冷やし固める

★冷凍庫で固めた場合は、しっかり凍ったら取り出して皿などに乗せ、冷蔵庫で数時間ゆっくり解凍してから食べてください。
 急ぐ時は常温でも解凍できるものの、目視では食べるタイミングの見極めが少し難しくなります(早すぎると固く、常温に戻しすぎるとぬるくなるので)。