切り分けて食べるプリン | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

卵を買い込んだところ、娘から大きなプリンを作ってほしいとのリクエストが。

これまでにも様々な型で作ってきましたが、今回はこちらの型を使いました。


 


容量が1L以上だと、熱を通すのにも冷ますのにも時間がかかるので、アガーを使って固めています。

ゲル化剤で固めると、すが入らないのもメリットです。





ちなみに同じ味のプリンを、プラスチックの型で固めたことがあります。





カラメルソースは温度がとても高いので、その時は別添えにして型には流しませんでしたが、今回は耐熱温度が高い金属製なのでカラメルは直接流してよりプリンっぽい見た目に仕上げました。





金属製の焼型は、本来ならちょっとした傷からでも水分が入ると錆びつくことがあるため冷菓には向かないとされますが、ノルディックウェアの型で冷菓を作っている人は外国でも結構多いんですよね。

そういうことから使用については自己責任ということになりますが…
(ちなみに金属製で冷菓に向いているのはアルミとステンレスです)

ケーキのように食べたい分を切り分けて食べるのがわくわくします。
フルーツを添えるのもおすすめです。




【材料】


約1.5Lの型/10~12人分


☆プリン

 牛乳 900g

 生クリーム 150g

 全卵 M6個(300~330g)

 グラニュー糖 120g

 アガー 15g

 バニラビーンズ 8~10cm分

 (もしくはバニラエッセンス 6~9ふり)


☆カラメルソース

 グラニュー糖 100g

 水 10g

 熱湯 30g



★ここではイナアガーを使っていますが、柔らかめにしたい場合はパールアガー8やゼリアガー、硬めプリンにしたい場合はクリアガーを使うのがおすすめです。



【作り方】


■カラメルソースを作る


①グラニュー糖と水を小鍋に入れ、中火にかけて鍋を回しながら色づくまで熱する


★混ぜすぎると結晶化するので、鍋を回しながら熱します。


②濃い茶褐色になれば熱湯を何度かに分けて加える

 

★跳ねるので火傷に注意!軍手などをはめておくのもおすすめです。


③型に流し込み、粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やしてある程度固める




■プリンを作る


①卵と生クリームを泡だて器ですり混ぜ、混ぜながら湯煎(弱火)で35~40度程度に温めておく


★レンジを使うと中央が固まってしまうので不可。

 また、量が多いため温まるのに時間がかかり、放置していると偏って固まりやすいため、必ず弱火で絶えず底を混ぜながら温める。


②鍋に牛乳とバニラのさやからナイフで削いだバニラビーンズを入れ、別の容器で砂糖とアガーを混ぜたものを牛乳にふり入れる


③鍋を中火にかけ、軽く煮立つまで、焦げないように絶えず鍋底を耐熱ゴムベラで混ぜながら熱する


★全体が温まるまで時間がかかり、底が焦げやすいので、必ず底を混ぜながら加熱する。


④アガーが煮溶けたら、①の卵液に加えて泡立てないようによく混ぜ(バニラエッセンスを加える場合はここで混ぜる)、ざるで漉しながら手早く型に流し、粗熱が取れたら冷蔵庫でしっかり冷やす

 


⑤全体の縁を抑えて空気を入れ、皿をかぶせて返す。残ったソースは湯煎で温め、流動性が出たらプリンにかける