カステラのルーツと言われているポルトガルの伝統菓子〈パン・デ・ロー〉をココア味にアレンジ。
日常的に食べられていながら、イースターなどにも欠かせないケーキです。
中央にしわがよるのは、小麦粉がつなぎ程度にしか入っていないため。
卵の重みを支えきれずに、オーブンから出すと中央がしぼみます。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240317/13/lovable-kitchen/df/85/j/o1080108015414057414.jpg?caw=800)
見た目や焼き時間の短さなどから半熟カステラとも呼ばれ、その名前から生焼けとも思われることがありますが、小麦粉の割合が低い上デンプンが糊化する温度には達していて、実際は生ではありません。
ただ同じパン・デ・ローでも地方によって配合や形は様々で、しっかりと焼いたものもありますし、生焼けが心配な場合や好みに合わせて、もちろんしっかり火を通してもOKです。
プレーンと比べてココア味は甘すぎず、洋酒がほんのり香ります。
コーヒーやワインにも合う、満足感の高いスイーツです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240317/13/lovable-kitchen/fb/dc/j/o1080108015414057416.jpg?caw=800)
↑フルーツを添えても美味。
15cm 丸型
全卵 M~L1個分
卵黄 60g
グラニュー糖 60g
強力粉 5g
薄力粉 5g
ココアパウダー 10g
ラム酒 10g
【準備】
型より大き目に切った正方形のオーブンシートを、型の上からおさえて縁に添わせるように引き込む
【準備】
型より大き目に切った正方形のオーブンシートを、型の上からおさえて縁に添わせるように引き込む
○ココアと小麦粉を合わせてふるう
○オーブンを200度に予熱する
【作り方】
①全卵・卵黄・グラニュー糖をボウルに入れて50度程度の湯煎にかけながらハンドミキサーの低速でほぐす
②生地が35度程度に温まったら湯煎から外し、強でしっかりと泡立て、生地を持ち上げた時にリボン状に表面に残るようになったら低速で約1分混ぜてキメを整える
③ラム酒を加えて混ぜ合わせ、ゴムベラに持ちかえる
④ふるった粉類を加え、ゴムベラですくって返すように混ぜ合わせる。粉気がなくなれば型に流し入れ、型の底を軽く台に打ち付けて大きな気泡を抜く
⑤予熱したオーブンに手早く入れ、12分ほど焼く
⑤予熱したオーブンに手早く入れ、12分ほど焼く
★しっかり火を通したい場合は15分程焼いて様子を見ます。
⑥中央がしぼみ、粗熱が取れた5~10分後にシートごと取り出す
★すぐに食べても、冷やしても。