こちらは21cmサイズの抹茶スポンジケーキと、それに合わせた分量の抹茶シロップのレシピページなのですが、まずは修正のお知らせです。
2ヶ月前に載せていた18cmのスポンジケーキレシピのグラニュー糖の分量が間違っていました。(正しい重さの2/3にしていました)
もともと記載していた分量で実際に焼いても甘さが控えめになるだけで、食感に影響はありませんが、そのページの分量は追記して修正しました。
今回の21cmは、容量が大きいので卵の泡立てはスタンドミキサーで行いました。
手作業の場合、ハンドミキサーはビーターが長いものを使ったり、ボウルやゴムベラなどもそれなりに大きなサイズの道具があったほうがスムーズです。
また抹茶を使った焼き菓子は風味が落ちやすく、断面から退色していくので、スポンジケーキに限らず使う(食べる)際にスライスします。
すぐに食べない場合早めに冷凍しますが、その際はスライスしてからの冷凍も可。
色や香りが良い抹茶を選ぶのもポイントです。
【材料】
7号(21cm)丸型 1台分
卵 M5個
グラニュー糖 150g
薄力粉 135g
抹茶 15g
無塩バターor米油 30g
牛乳 35g
【準備】
○小さなボウルにバター(or米油)と牛乳を入れておく
○薄力粉と抹茶を合わせてふるっておく
○型に油を薄く塗り、敷き紙を敷いておくまたは柔らかい離型油やバターを薄く塗り、必要に応じて粉を叩いておく
○オーブンを170度に予熱する
【作り方】
①卵と砂糖をボウルに入れて軽くほぐしてから、40~50度程度の湯煎で温めながら低速で泡立てる
②底の水分をよく拭き取ってスタンドミキサーにセットし、ワイヤーホイップでよく泡立てる(速度は6〜8程度/ハンドミキサーの場合は高速)。
⑤粉が見えなくなったら、合わせておいた牛乳+油脂をゴムベラの表面で受けながら加え、更に底からすくって返すように30回程度混ぜる
★ゴムベラのクッションなしに加えると液体が底に沈んで混ざりにくくなりやすいので注意。
⑥生地をすくった時にさらりと流れ落ち、つやが出てむらがない状態まで混ざればやや高めの位置から型に入れる
★ボウルの側面の生地もきれいに掃って入れますが、ゴムベラに残ったものは焼きムラの原因になることがあひらので入れないようにします。
⑦型底を軽く台に打ち付けて空気を抜き、予熱が終了したオーブンに手早く入れる。170度で35〜38分、ケーキテスターや竹串を刺しても生地がつかなくなるまで焼く
★一度大きく膨らんだあと、上面が平らになると焼き上がりが近い目安です。
焼く前の生地は淡いグリーンですが、焼いているうちに濃くなってきます。
⑧焼きあがったらすぐ15cmほどの高さから落とし、型ごと網の上に逆さまに返し、3〜4分置く
★場所による重みが偏らないようにするために逆さにしています。
網に直置きで良いですが、表面が剥がれないようにしたい場合は、生地と網の間に薄い使い捨てのキッチンクロスを挟むと湿気がこもらず網にも生地がつきにくくなります。
(ただあまり長くそのままにしておくと結局剥がれるので注意。)
空気が通らないオーブンシートは、湿気がこもりがちになるのであまり向きませんが、網を汚したくないからなどの理由ならばそちらでも対応は可。
【シロップ】
21cm 1台分
熱湯 150g
抹茶 5g
グラニュー糖 75g
●抹茶とグラニュー糖を混ぜ合わせ、熱湯を少しずつ加えて混ぜ合わせます。
冷まして使います。
■私がいつも使う油脂はどちらかです。