アーモンドとフルーツの贅沢バターケーキ | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

ひとつ前の投稿で、今使い切りたい製菓材料の写真を載せましたが、なにを入れても美味しいケーキと言えばはじめに思い浮かぶのがパウンドケーキ。


まずはラム酒漬けのドライフルーツ(消費したい理由:残りが少なかったので瓶を開けたい)、ミンスミート(夏は余り使わない)、アーモンドスライス(期限間近)を使い切りました。


それぞれ計量し、その重さに合わせて生地量も計算してできあがったのがこちら。





生地にはアーモンドパウダーを混ぜ込みましたが、それもアーモンドスライスをミルで挽いたもの。

ケーキの外側にも貼り付け(貼り付けやすいようこの型を使ったのに、空気抜きしすぎてほとんど内側に取り込まれてしまいました 笑)、フルーツと共に中にもたっぷり混ぜ込んでいます。


フルーツを半年ほど漬け込んでいたまろやかなラム酒も、焼きたての生地にたっぷり染み込ませたのでしっとりと口どけが良く、抜群の風味。

ミンスミートに入れたオレンジが爽やかで、奥にわずかに感じられるスパイスの風味も馴染み、なんとも贅沢で華やかな味わいになりました。


アーモンドはやや多すぎる感じはありますが、冬でもこんなに特別なケーキを焼く機会は多くありません。





ところでこの日は料理に上白糖を使ったあと、蓋をあけていた私が悪いのですが、息子が次に料理した際しょうゆが入ってしまったんです。


気づいてすぐ取り除きましたが、その途中にも更に混ざった部分がありそうですし、こういう時は今後もそのまま保存して良いものなのか迷ったため、今回の生地に使用。

上白糖はグラニュー糖と比べて甘みを感じやすいので、グラニュー糖を使う場合の8割程度に抑えました。


バターケーキは日持ちしますし、食べきれなくても冷凍しておけば好きな時に食べられて、更にトライフルなどに加工しても美味しく良いことづくめです。


 

 


【今回の材料の記録】


2.4L(ノルディックウェアの10カップ)のバントパン


☆フィリング

ラム酒漬けフルーツ 90g

ミンスミート 290g

アーモンドスライス(素焼き)  90g


☆生地

無塩バター 300g

上白糖 240g(またはグラニュー糖 300g)

卵 6個

薄力粉 240g

アーモンドパウダー(スライスをミルで粉砕)60g

ベーキングパウダー 3g


☆型の準備、仕上げ

スライスアーモンド 型へ貼り付ける用25g

無塩バター 10g

フルーを漬け込んでおいたラム酒 100g



【作り方 手順】


①型用のバターを型に塗り、アーモンドを貼り付ける



②生地を作り、フィリングを混ぜ込む


③型に入れ、台に底を何度か軽く打ち付け、170度に予熱したオーブンで45〜50分



④オーブンから取り出したら、仕上げ用のラム酒1/3を表面に刷毛で塗る



⑤10分後に型を返して取り出し、残りのラム酒を刷毛で染み込ませて冷ます


★翌日以降が食べ頃。

 常温なら2日ほど、冷蔵庫なら5〜7日程度で消費。