もち粉の濃厚チョコレートケーキ〈もち粉研究⑥〉 | 型にはまったお菓子なお茶の時間

型にはまったお菓子なお茶の時間

主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

「粉の割合が多くなくても、加えないと仕上がりに影響するケーキ」といえば、ブラウニーやベイクドチーズケーキなどが思い浮かびます。


ちょうどチョコレートケーキを食べたかったこともあり(本当に頻繁に焼いています)もっちりしていても美味しいだろうな、といつものブラウニーを焼く際にもち粉を混ぜ込みました。





これが柔らかく濃厚!

いつものブラウニーとは全く違ったので、記事のタイトルはチョコレートケーキにしたんです。


表面は砂糖をたくさん使った時のようなサクッパリッとした食感、中はもっちりとはまた違うねっとりとした舌触り。

粒感はありますが気になるものではなく、あまりに美味しすぎて連続して焼きました。


チョコレートの配合が多いぶん、冷えると固くなりますがそれも美味しいですし、少し室温に置くとすぐやわらかくなります。





これくらいの割合でも食感に影響するということに驚きましたし、同時にブラウニー以外にも冒頭のような焼き菓子を作ってみたくなりました。


ココットや小さなカップで焼き、すくって食べるのもおすすめです。

ちなみにこちらは先日カッサータを作った時とおなじカップを使用。

2個分にちょうど良い量でした。





【材料】

15cm丸型


 スイートまたはミルクチョコレート 90g
 無塩バター 40g
 卵 M1個
 グラニュー糖 30〜35g
 もち粉 20g
 日清 ベーキングパウダー 1g
 ココアパウダー 8g
 ピーカンナッツやくるみ 15g


【準備】
○型にオーブンシートを敷く
○オーブンを180度に予熱する
○もち粉・ベーキングパウダー・ココアパウダーは合わせてふるう準備をしておく


【作り方】

①チョコレートとバターを一緒のボウルに入れて、40~50度程度の湯煎でなめらかになるまで溶かす

②グラニュー糖・卵・粉類(ふるいながら)を順に加えてその都度よく混ぜ合わせ、なめらかになったらゴムベラを使って型に流す

③ナッツを散らし、予熱が終了したオーブンに入れ、170度に下げて18分ほど焼く(よく冷めてから切り分ける)

★しっとりさが失われないよう焼きすぎや乾燥に注意。
 生地に竹串を刺し、火が通り切る手前程度で取り出します。
 使用する型の容量や材質に合わせて温度や時間は調整を。