「粉の割合が多くなくても、加えないと仕上がりに影響するケーキ」といえば、ブラウニーやベイクドチーズケーキなどが思い浮かびます。
ちょうどチョコレートケーキを食べたかったこともあり(本当に頻繁に焼いています)もっちりしていても美味しいだろうな、といつものブラウニーを焼く際にもち粉を混ぜ込みました。
これが柔らかく濃厚!
いつものブラウニーとは全く違ったので、記事のタイトルはチョコレートケーキにしたんです。
表面は砂糖をたくさん使った時のようなサクッパリッとした食感、中はもっちりとはまた違うねっとりとした舌触り。
粒感はありますが気になるものではなく、あまりに美味しすぎて連続して焼きました。
チョコレートの配合が多いぶん、冷えると固くなりますがそれも美味しいですし、少し室温に置くとすぐやわらかくなります。
これくらいの割合でも食感に影響するということに驚きましたし、同時にブラウニー以外にも冒頭のような焼き菓子を作ってみたくなりました。
ココットや小さなカップで焼き、すくって食べるのもおすすめです。
ちなみにこちらは先日カッサータを作った時とおなじカップを使用。
2個分にちょうど良い量でした。
15cm丸型
スイートまたはミルクチョコレート 90g
無塩バター 40g
卵 M1個
グラニュー糖 30〜35g
もち粉 20g
日清 ベーキングパウダー 1g
ココアパウダー 8g
ピーカンナッツやくるみ 15g
【準備】
○型にオーブンシートを敷く
○オーブンを180度に予熱する
○もち粉・ベーキングパウダー・ココアパウダーは合わせてふるう準備をしておく
【作り方】
①チョコレートとバターを一緒のボウルに入れて、40~50度程度の湯煎でなめらかになるまで溶かす
②グラニュー糖・卵・粉類(ふるいながら)を順に加えてその都度よく混ぜ合わせ、なめらかになったらゴムベラを使って型に流す
③ナッツを散らし、予熱が終了したオーブンに入れ、170度に下げて18分ほど焼く(よく冷めてから切り分ける)
★しっとりさが失われないよう焼きすぎや乾燥に注意。
生地に竹串を刺し、火が通り切る手前程度で取り出します。
使用する型の容量や材質に合わせて温度や時間は調整を。