栗渋皮煮のロールケーキ | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

この秋、栗の鬼皮までは剥けてもその先を剥く気力がなく、渋皮煮ばかり作っています。
その中でも崩れたものを、クリームと共にシフォン生地で巻いてロールケーキにしました。




いつものプレーンなロールケーキに巻くだけで、ちょっと贅沢な味わいに仕上がる気がします。


甘露煮で作っても美味しいのですが、生地の色と似てあまり目立たないので、渋皮煮だと見た目に存在感があるところも好きです。





【材料】


23cm四方の天板


☆卵黄生地

 卵黄 M2個分

 グラニュー糖 35g

 サラダ油 20g

 熱湯 30g

 薄力粉 40g

 ベーキングパウダー 1g

 バニラビーンズ1cm分

  (またはバニラエッセンス 数ふり)


☆メレンゲ

 卵白 M2個分

 グラニュー糖 15g


☆クリーム

 生クリーム 120g

 グラニュー糖 12g(クリームの1割量)

 栗の渋皮煮(粗く崩れたもの) 100g



【準備】

・材料はすぐに混ぜられるように全て計量して準備しておく

・熱湯とサラダ油を混ぜる

・薄力粉とベーキングパウダーは合わせてふるう

・オーブンは180度に予熱

・型にオーブンシートを敷く



【作り方】


①冷えた卵白をハンドミキサーの高速で泡立て、白っぽくなったらメレンゲ用のグラニュー糖を1/3量ずつ加えて、その都度更に泡立てる。持ち上げた時に下に落ちず角がぴんと立って少しおじぎするくらいの固さのしっかりしたメレンゲを作る


★あわ立てすぎてぼそぼそにならないよう注意。


②別のボウルで卵黄→グラニュー糖→混ぜておいた油+熱湯→ふるっておいた粉類→バニラとメレンゲ1/3量の順に、都度だまができないようなめらかに混ぜる


③残りの卵白を全て加え、左手はボウルに添えて回しつつ、右手はゴムベラで生地の中央にへらの側面から切るように入れて、底から面ですくって返すように、白い筋が見えなくなるまで大きく混ぜる


★へらを持ち上げた時りぼん状に跡が残る状態になったらOK、これ以上混ぜすぎないこと。

 卵白の粒が残っている場合はへらの先でなじませます。


④型に流し入れてカードで表面をならし、底を軽く台に打ち付けて大きな気泡を抜いたら、予熱したオーブンで15分焼き、冷ます


⑤生クリームとグラニュー糖を八~九分立ての固めに泡立てる


⑥生地より大き目のオーブンシートの上に、表面がきれいなほうを下にして生地を乗せ、巻き始めと巻き終わりは斜めに切り落とす


⑦クリームを塗り広げ、栗の渋皮煮を並べ(もしくは散らして)巻き、巻き終わりはシートごと底にカードで押し込むようにしっかりと形を整える



⑧冷蔵庫で冷やし、食べる時は温めたナイフで切り分ける