トルタ・カプレーゼ | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

イタリアのカプリ島が発祥のチョコレートケーキ、トルタ・カプレーゼ。

起源は諸説あるものの、もとは小麦粉を入れ忘れて焼いてしまったのが始まりなのだそう。


見た目はガトーショコラのようで(でもそれもフランス語で”チョコレートケーキ”なので同じ意味ですね)外はサクッと、中はとてもしっとりとした食感が特徴です。

どの温度で食べても美味しくて(冷やしても温めても常温でも)、チョコレート好きさんにはたまらないやみつきデザート。

おもてなしにもぴったりで、グルテンフリースイーツとしても楽しめます。



↑温かいうちにうっかり型を落としてしまい表面にひびが…それもニュアンスということで…


作り方も卵を別立てにして混ぜ込んだりと何通りかありますが、今回は一番手軽な、材料を同量使いパウンドケーキのように順に混ぜる方法です。

個人的には少し食感を軽めにするのが好きで、空気を含ませて混ぜるようにしています。


ハンドミキサーを使うと楽によく混ざりますが、ハンドミキサーがない場合は泡だて器でもOK。

混ぜ方で食感や見た目は多少変わっても、よく混ぜさえすれば必ず美味しく出来上がります。


そして甘さを控えて泡立てた生クリームを添えるとまた美味しいのですが、そこにマスカルポーネを加えるのが最近の気に入っている食べ方。

マスカルポーネも、同じくイタリアの定番スイーツ・ティラミスの材料として有名ですよね。





【材料】

15cmの丸型

☆ケーキ
 無塩バター 100g
 グラニュー糖 100g
 卵 M2個(100g)
 アーモンドパウダー 100g
 ビターチョコレート(60~70%程度)100g
 ラム酒 大さじ1

☆クリーム(好みで)
 生クリーム 90g
 マスカルポーネチーズ 60g
 グラニュー糖 10g


※マスカルポーネチーズがなければ、同じ分量を生クリームに置き換えてください。

 またスイートチョコレートやミルクチョコレートを使いたい場合は、グラニュー糖かチョコレートの分量を減らす(どちらかを好みで半分ほどまで)がおすすめです。

 生地にはくるみを加えて焼いても。


【準備】
○型に敷き紙を敷く
○バターと卵を室温に戻す
○チョコレートを湯煎で溶かす
○オーブンを180度に予熱する


【作り方】

①バターをハンドミキサーまたは泡だて器で練ってから、グラニュー糖を加え、馴染むまでしっかりと混ぜ合わせる


②分離しないよう卵を1個ずつ加えて、しっかりと空気を含ませるように混ぜ合わせる

③チョコレート、アーモンドパウダー、ラム酒の順に加え、その都度しっかりと(特にアーモンドパウダーはだまにならないよう)混ぜ合わせる


④型に流し、予熱が終了したオーブンで40分


⑤竹串やケーキテスターを刺しても生地がついてこなくなったら取り出し、粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やす(室温になるまで冷ましてから食べても美味)


⑥生クリームにグラニュー糖を加えて6分立てにし、マスカルポーネチーズを加えて混ぜ合わせたものを添えて食べる