コーヒーパンの練乳バターサンド | 型にはまったお菓子なお茶の時間

型にはまったお菓子なお茶の時間

主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

お菓子用にインスタントコーヒーを購入したのですが、その時に大瓶しかなかったので、結構大量に残ってしまいました。
たくさんあるので、どうにか消費せねば…と考えていて思い出したのが、10年ほど前までよく焼いていたコーヒーでこねたパン。

いつの間にか忘れて久しいメニューになっていたのですが、本当によく焼いていたので、当時のレシピを見るとその時の状況まで思い出されて懐かしい気持ちに。
今は常備していない材料を使ったりしていたので、レシピはその時とは微妙に変えて焼きました。





コーヒーがほどよく香る生地に、甘い練乳バターがぴったり。
ほのかにじゃりっと粒が残った砂糖の歯触りも◎。
生地はそこまでふんわりしているわけではないのですが、その硬さと練乳バターの食感の相性が良いんです。

食べ応えがあってコーヒーによく合います。
冷めたらトーストしてから挟むのがおすすめで、外側がカリッサクッとした食感に。





息子もこのパンを食べていたのを覚えていて、懐かしかったようです。

そういえばいつもは忘れているのですが、10年前の今日にこのブログを始めたことまで思い出しました。
これまでを振り返っても、これからのことを考えても、ブログを始めたことが様々なところに影響して、人生で一番濃い10年になったように感じているところです。
我が家のおやつの記録にいつもお付き合いいただきありがとうございます。





【材料】

8個分

☆生地
 強力粉 200g 
 砂糖 20g
 塩 3g
 ドライイースト 3g
 無塩バター 20g
 水 90g
 卵 30g
 インスタントコーヒー(溶けやすいタイプ)5g

☆練乳バター
 加糖練乳 60g
 上白糖またはグラニュー糖 20g
 無塩バター 80g


【準備】
○水は30度程度に温め、インスタントコーヒーを溶いておく
○発酵用のボウルに薄く油脂を塗っておく
○バターはすっと指が入る程度の柔らかさに戻す
○天板にオーブンシートを敷く


【作り方】

①粉類をさっと混ぜてから水(+コーヒー)と卵を加え、まとまってきたらバターを混ぜ込み、台に出してなめらかになるまで叩いて返すようにこねる(目安15分程度) 


★こねはニーダーでも可。

②ボウルに入れて、ラップをかけるなどして乾燥に注意しながら、2倍程度の大きさになるまで約30度で40分程度(目安)発酵

③手で押さえるなどしてガス抜きし、8分割して丸め乾燥に気をつけつつ10分休ませる

④それぞれ手で軽く押さえながら伸ばし、巻き三つ折りにして綴じ目をしっかりつまみ、綴じ目を下にして天板に並べる

⑤ひとまわり大きくなるまで30度で30分ほど発酵



⑥オーブンを180度に予熱し、14~15分焼く

⑦クリーム用のバターを室温に戻し、練乳と混ぜ合わせてから、砂糖を加えて更に混ぜ合わせる。冷蔵庫で保存し、切れ込みを入れたパンに食べる時に挟む