バナナブレッド《スリムパウンド型&フラワー型使用》 | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

最近バナナにハマっている娘に、バナナブレッドを焼きました。

朝食にホットバナナヨーグルトを食べるとおなかの調子が良いそう。

バナナブレッドも朝食によく食べられるメニューですね。


スリムパウンド型と、お花のような型の2種類の形で焼いたのですが、後者はくるみ入り。

 

 

 

焼き色が違うのは型の材質の違いもありますが、パウンド型は型に接していない部分が上になっていて、フラワー型のほうは型に接していた面を上にしているためです。





バナナブレッドはブレッドといっても無発酵、でもケーキとはまた少し違う分類のクイックブレッドの一種。

熟しすぎたバナナを美味しく消費するために作られ始めたのが始まりで、どの作り方でも共通しているのは、必ず完熟バナナを使うということです。



↑外側はこれくらい黒くてOK。


作る人によって粉の種類が変わったり、油脂の状態(バターを溶かすか・練るのか・油を使うのかなど)も違いますが、私は溶かしバターと強力粉を使い、砂糖も多めに使うアメリカンなタイプの作り方。

個人的に一番美味しいと思う食べごろは30分~1時間ほど経ったあたりですが、翌日もふんわり&ややもっちりとした食感。
ほんのり塩気もあるので、卵料理などとも相性が良い気がしますし、コーヒーと一緒に朝食やブランチ、おやつにもぴったりです。





【材料】

スリムパウンド型(もしくはフラワー型) 1本分


 無塩バター 50g

 カソナード(なければきび砂糖) 80~90g

 卵 M1個

 強力粉 120g
 ベーキングパウダー 1g
 重曹 1g
 塩 1g(岩塩など旨味のあるもの)
 完熟バナナ 120g(やや大きめ1本分)
 レモン汁 5g

 くるみ 好みで30g



★甘み付にグラニュー糖を使う場合は甘さが控えめに感じられるので、同じ甘さにするならば100〜120gほど使います。

 バナナブレッドは焼き立てでもしっかり甘さを感じるくらいがちょうどよく、翌日でも味がぼやけずしっとりします。 


【準備】
○薄力粉・ベーキングパウダー・重曹をふるう準備をする

○型に敷き紙を敷く

 または分量外の柔らかく練ったバターを塗ってよく冷やし、強力粉をはたいて再度冷やしておく

○くるみを入れる場合は4~5分の1の大きさにカットする

○オーブンを180度に予熱する



【作り方】

①バナナをフォークで実の食感が少し残る程度に粗くつぶし、レモン汁を混ぜる



②バターを溶かし、ブラウンシュガー・卵・塩を順に加え、その都度なめらかになるまで混ぜ合わせる


③粉類をふるい入れ、ゴムベラで切るように混ぜ合わせる

④粉気があと少しでなくなるというところで①とくるみを入れ、すくって返しなめらかになるまで混ぜ合わせたら、時間をおかずに型に流す


⑤予熱が終了したオーブンに入れて25~30分焼く




【パウンド型で焼く場合】

 バナナブレッドはパウンド型が定番なイメージ。

 今回の分量で、一般的な18cmサイズのものなら少し横広い形に焼けます。(外国の写真では横広いものも多々)



 18cmの型でもしっかり四角く高さも出したい場合は分量を1.5倍ほどにするか、少し短めのパウンド型で焼くのがおすすめです。

 (時間は調整)