たっぷりコーングリッツ入り ふんわりミルク食パン | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

いつものミルク食パンの、強力粉のうち2割もコーングリッツに変えた食パンレシピです。
先日載せたちぎりミルクパン と材料が一緒なので、配合はとても似ているのですが、割合的にはコーングリッツが倍入っています。

 


 


表面の耳部分はコーングリッツのザラっとした感触がありつつも、中は溶け込んでいるのでなめらかでふわふわの食感。
トーストすると表面、特に耳はサクサクッと驚きの軽さで、バターがよく合います。





コーングリッツにはビタミンやミネラルなどの栄養も豊富に含まれますし、このパンはスライスして1〜2日経ってもぱさつきにくいんです。


味や食感は、同時に食べ比べない限りは普通のミルク食パンとそこまで変わらない感じなので、コーングリッツがあまった場合の消費レシピとしてもおすすめです。





コーングリッツの風味をもっと味わいたい場合は、こちらにもまた別配合の食パンレシピを載せています。


 



【材料】

1斤型 1台分

 強力粉 200g
 コーングリッツ 50g
 砂糖 15g
 塩 4g
 ドライイースト 5g
 無塩バター 15g
 牛乳 190g


【準備】
○室温が低い場合、牛乳は混ぜる時点で30度に温めておく
○バターは押すと指がすっと入る程度の温度にしておく


【作り方】

①粉類をさっと混ぜてから、温めた牛乳を入れ、手で合わせてまとまってきたらバターを混ぜ込み、台でなめらかになるまで叩いて返すようにこねる(目安15分程度)

★牛乳は低脂肪や無脂肪のものだと打ち粉をしてもべたつきやすくなるので、必ず『牛乳』と表示されたものを使用すること。

②ボウルに入れて乾燥しないようにラップ等をかぶせ、約2倍になるまで一次発酵(目安30度40分前後)

③手で押さえるなどしてガス抜きし、作りたい形に合わせて2~4分割して丸め(写真は2分割)、乾燥に気をつけつつ10分休ませる

★その間に型に油脂を薄く塗っておきます。

④分割したそれぞれの生地を麺棒で適当な長方形に伸ばして巻き(アバウトで申し訳ないのですが、押さえてまでは薄くのばさないこと)、巻き終わりを閉じたら閉じ目を下に・渦巻き側が型の長辺に当たるよう型に並べ入れ、それぞれ手をグーにして上から平たく押す

★この作業で平行に釜伸びしやすくなります。

⑤型の9分目あたりに膨らむまで、約30〜35度で30〜40分ほど(目安)最終発酵

⑥オーブンを予熱し、180度で23分ほど焼く

★オーブンの予熱終了時=オーブンに入れる時点で、型の9分目まで膨らんでいるのが理想です。

⑦型を台に打ち付けて取り出し、ケーキクーラーの上で冷まし、しっかりと冷めてから切り分ける

●分量・配合、発酵時間は目安なので、型の材質や気温などに合わせて調整を。


【保存・期限】

 乾燥に気をつけ、常温保存で2日。

 スライスしてラップに包んだものを保存袋に入れた状態での冷凍も可。

 食べる時は自然解凍、またはトースト(解凍後または冷凍のまま)する。