卵型 8個分
卵 50g
グラニュー糖 50g
溶かした無塩バター 50g
薄力粉 50g
ベーキングパウダー 1g
ホワイトチョコレート 80g(やや多め)
①卵をほぐし、グラニュー糖→溶かしたバターの順に加えてその都度よく混ぜ合わせる
②薄力粉とベーキングパウダーをふるいながら加え、粉気がなくなるまで混ぜ合わせる
③ラップをかけて1時間ほど冷蔵庫で休ませ、その間に型に油脂を塗っておき、生地を冷蔵庫から取り出す前にオーブンは170度に予熱する
④生地を絞り袋に入れて型の約6分目まで絞り、余熱が終了したオーブンで12分前後焼く
⑤型を洗って水けをよくふき取り、薄く油を塗る
⑥ホワイトチョコレートを40度程度の湯煎で溶かし、取り出したマドレーヌを軽く押し付けるようにはめて(あまり押し付けすぎるとチョコ部分が薄くなりすぎてうまく取り外せなくので注意)、軽くチョコを全体に伸ばした状態で冷凍庫へ
⑦10~20分ほどチョコを固めたら、マドレーヌのへそ部分を持って(もしくは縁を少しへらなどを差し込んで空気を入れるように持ち上げながら)取り出す
★シリコン製だと複雑な形もきれいに出すことができます。
油も不要です。
【鳥の巣チョコクッキーの作り方】
15cmのボンブ型1つ分
薄力粉 47g
メープルシロップ 20g
米油 15g
ミルクチョコレート 40g
◆オーブンを170~180度に予熱する
①薄力粉・メープルシロップ・米油をまとまるまでゴムベラやフォークなどで混ぜ合わせ、粉気がなくなったらなめらかになるまで軽くこねる
②ラップに挟んで3~5mm厚さに伸ばして適当に細くカットし、予熱が終了したオーブンで10~12分ほど焼く
③クッキーが冷めたら適当に折り、ボンブ型にラップを敷く
④チョコレートを湯煎で溶かしてクッキーを絡め、ボンブ型に入れて型に沿って広げ、冷蔵庫で冷やし固める
★コーテイング用のチョコレートや、テンパリングしたチョコレートを使うと室温に出してもパリッと固まり崩れません。
ところでこのマドレーヌ、ベーキングパウダー以外は材料が全て同量の、本当にオーソドックスな配合です。
あまりにオーソドックスすぎて個性がない、もっと柔らかいほうが良いのではとアドバイスをいただいたこともあります。
(もちろんわかりやすくい配合だから作りやすいよねと仰ってくださる方もいらっしゃるのですが)
確かにはちみつや水飴、牛乳を入れたり、アーモンドパウダーを加えて風味ややわらかさを出すレシピのほうが人気で、それぞれに美味しいですよね。
でも、私はなんでもない配合がたまらなく好きで、自分で自分のために作るマドレーヌは、この配合で焼くのが一番なんです。
特にこういうシンプルな配合のものは、材料にこだわると仕上がりや味が違ってきます。
だから使用している材料の詳細を毎回載せられているブロガーさんもたくさんいます。
私は、バターは大体よつ葉バターを使い、グラニュー糖はバラ印かスプーン印のものなのですが、他は結構まちまち。
最近では小麦粉についてのおたずねが多いのですが、今は種類が選べて価格もかなり幅広く、それぞれ味わいが変わるのでいろいろと試すのが楽しいんですよね。
それで最近、取引先の業者さんからいくつかの小麦粉サンプルをいただいたのですが、その中に「宝笠ドゥノール」というものがありました。
これをスポンジケーキ・マドレーヌ・クッキーに使ってみたところ、くちどけと風味の良さにびっくり。
混ぜている時も、いつもと比べて早い時点で粉が見えなくなりました。
とはいえパウンドケーキやシフォンケーキだとここまで柔らかくなくても良いので食感は今までの小麦粉のほうが好みかな、など1つ使ってみるだけでも様々な発見が。
同じレシピでも、混ぜ方などの技術面、混ぜる順番の違い、道具のクセ、材料の違い、それらの相性、環境、好み…などなど、とにかく細かい部分が作業性や仕上がりに影響しがち。
だからレシピを出す人と作る人との相性もでてきます。
このブログでは、あくまで私好みではありますが、スーパーで手に入る本当に格安な小麦粉を使っても、ちょっと高めのものを使っても、それなりに違いはあれど自分のストライクゾーンに入る配合のものを載せています。
レシピが参考にならなくても、アイデアだけでも役立ちそうな部分がありましたら嬉しいです。