椎茸出汁の茶碗蒸し | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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全国でも有数の乾シイタケ生産地である愛媛県ですが、県内生産量の約半分が大洲市産なのだそうです。
肱川に流れ込む支流域の山里で、恵まれた気象条件と栽培環境のもと、生産者さんが丹精こめてひとつひとつ袋掛けして丁寧に乾燥させておられます。
自然の力を活かした原木栽培は、味・香り・歯触りが良いのが特徴なんですよ。

まず何度か炒め物や煮物に使ってみたのですが、香りの良いことといったら…!
先日は戻し汁に味噌を溶いたら、旨味の強い、とても美味しい味噌汁になりました。
ちなみに戻し汁は、残ったら冷凍保存ができます。





今回は戻し汁も全部使った、椎茸を堪能できる茶碗蒸しを作りました。
旨味や栄養が溶けだしているので、とても風味豊かで香りも上品な、贅沢な茶碗蒸しに仕上がり大満足。
きのこ好きさんには特におすすめです。



↑椎茸以外の具も見えるようにすればよかったですね…


【材料】

4人分

 大洲産原木乾しいたけ 4枚
 水 400~500cc
 卵 2個
 八方だし 30cc
 好みの具(鶏肉やかまぼこなど)少量


【作り方】

①乾しいたけはさっと洗ってボウルに入れ、水を注ぎ、3時間以上かけてゆっくりと戻す

②戻し汁を計り、330cc準備して(足りなければ水を足して調整)八方だしを混ぜる

★八方だしは手作りでも市販品でも可。
 八方だしのかわりに水30ccと塩1gを加えて作っても。

③しいたけを薄切りにし、他の具も入れる場合はそれぞれ一口大に切って(具の量は器の1/4程度の高さまでが目安)、容器に入れる

④卵を溶き、②を加えてよく混ぜ合わせ、漉しながら椎茸の入った器に注ぐ

⑤アルミホイルでふたをし、鍋に並べ、容器の半分ほどの高さまで湯を注ぐ

⑥強火にかけ、沸騰しそうになったら火を弱め、鍋の蓋をして弱火で15分

★途中湯が沸き立っていないか様子を見ながら火加減の調整を。

⑦傾けてみて卵液が固まっていればできあがり(時間が足りないようであれば様子を見ながら1~2分更に加熱する)