クラシックカーズ塩パン | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

少し前に、マフィン型で焼いた塩パンの写真を載せていましたが、他の形でも焼けないかな?といろいろ試しているところです。

ちょっと面白かったのが、ノルディックウェアのクラシックカーズパン。
生地の材料的に、あまり縁がはっきりとしませんでしたが(もう少しはっきりしているのはミルクパン生地で焼いた時のこちら)熱伝導率も良いですし、中はふんわり、外側はさっくりと焼けて週末のお昼ごはんにもぴったりでした。




ケーキ型ですが、ケーキとして焼く場合はかなりの生地量が必要に…

今回はこの型ありきのレシピの記録ですが、マフィン型で焼いた塩パンについて書いたブログは写真だけ載せているのにアクセスが多く、こういう作り方の手順に興味がある方も多いのかもしれない、と今詳しくまとめている途中です。

最初の写真だとあまりはっきりしていませんでしたが、こちらのほうが近い焼き色です。
クラシックカーなのに、輪郭がぼやけているのでなんだか船や戦車みたいに見えるものも…





【材料】

クラシックカーズパン 1台分

☆生地
 強力粉 250g
 ドライイースト 3g
 塩 4g
 砂糖 10g
 水 165g(夏は常温・冬は30度程度に温める)
 無塩バター 15g

☆包むバター
 有塩バター約75g前後(8g×6個、13g×2個)
  (有塩がない場合は無塩バターでも可。包む時に一緒に岩塩を1~2ふりする、)


【準備】
○無塩バターを室温に戻す
○天板にオーブンシートを敷く
○有塩バターは厚みを持たせて切り分け、冷やしておく


【作り方】

①生地を作る。粉類をさっと混ぜてから水を入れ、まとってきたら無塩バターを混ぜ込み、台でなめらかになるまで叩いて返すようにこねる(目安10~15分程度)

②ボウルに入れて乾燥しないようにラップ等をかぶせ、約2倍になるまで30度で40分~1時間程度一次発酵させる

◆ここまでの工程はホームベーカリーでも可

③生地と手に適量の打ち粉をしてガス抜きし、まず生地の重さをはかり、その重さの10分の1の生地を6つとりわけ、残りの生地は半分にする

④最初に取り分けた生地から順に成形する。

1.手のひらでガス抜きをし、それぞれ生地や手に適量の打ち粉をしながら、切り分けておいたバターを包む

★大きい生地には13gのバターを包み、小さい生地には8gのバターを包む

2.包んだ部分はしっかりとつまみ、とじ目を下にして型に並べる



⑤型の大きさのオーブンシートで覆い、



天板を置いて(できれば熱伝導率が良いものを。ロールケーキ用の天板などでも可。)



30度で25~30分程度、型の9分目まで生地が膨らむまで最終発酵する



⑥オーブンを210度に予熱し、13~15分焼く



⑦粗熱がとれたらパンを取り出し、底に染み出たバターを、パンが暑いうちに刷毛で表面に塗り(バターは全体的にある程度で塗れば残っていてもOK)、熱いうちに食べる



★冷めたらトースターで温めるのがおすすめです。