梨の寒天ゼリー | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

この時期梨をよくいただくので、甘く煮て、寒天ゼリーに閉じ込めました。





使用した型は羊羹やかまぼこの型などとして使われる、トヨ型 。


これに白あんの寒天を流して2層にしたいと思い、24cmもある大きな型に流したのですが、型に入れたあとに手持ちの白あんの量が思ったよりも足りないことに気づき、単にゼリーとして食べることに。





15cmのアルミのエンゼル型くらいなら量もちょうど良いくらいで、断面も格好良いと思います。

 

 


表面がつるんとなめらかで、見た目にも涼しく、しっかり冷やせば暑い日のおやつにぴったりです。





【材料】

容量550~600ml程度の容器・型

☆梨
 和梨 2個(正味約400g前後)

☆コンポート液
 グラニュー糖 80g
 レモン汁 15g
 水 200g

☆寒天ゼリー
 水 130g
 粉寒天 2.5g
 グラニュー糖 25g


【作り方】

①梨は皮と種を除き、それぞれ16等分にして小鍋に入れる

②コンポート液の材料を加えて火にかけ、煮立ったら弱火で20分ほど煮て、火をとめる

★あまり煮立たせすぎないように様子を見つつ、アクを取り除く。

③シロップと梨を分け、シロップは量をはかり225gに調整する

★225gに足りなければ水を足し、多すぎるようであれば取り除く。

④小鍋(コンポートを作ったものでもOK、軽く水で洗ってから使用)寒天ゼリー用の水と粉寒天を入れ、泡だて器などで混ぜながら中火にかける。沸騰したら火を弱め、縁が煮立つ程度の温度を保ちながら1分ほど煮溶かす

⑤寒天が完全に溶けたらグラニュー糖を加えて溶かし、③のシロップを入れてよく混ぜる

⑥型をさっと水で濡らし、⑤の寒天液を流し、梨を入れる

★ステンレスやアルミの型を使う場合、出来立てのうちに流すと型が熱くなり、素手では持てないため、熱いうちに移動させたい場合は先にバットなどに型を乗せてから寒天液を流し込む。

⑦粗熱が取れて表面が固まってきたら、冷蔵庫でよく冷やし、食べる時には縁から型とゼリーの間に空気を入れて取り出す