メープルシュガーのフィナンシェ/メープルスプレッド初体験 | 型にはまったお菓子なお茶の時間

型にはまったお菓子なお茶の時間

主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

先日メープルシロップ生産者協会様よりメープル製品を数種類いただいた話を載せましたが、まずはスプレッドを塗って食べるべく、食パンを焼きました。

メープルスプレッドとはメープルシロップを煮詰めたものだそうで、瓶の上部にわずかに浮いているのはメープルシロップです。
これが本物の証なのだとか。




メープルスプレッド、実は初体験です。
焼きたてのトーストに有塩バターを塗って、塗り広げてみました。




これがまたなんと言いますか、風味は違うのですがキャラメルのようなコクを感じられて、濃厚ですが嫌みのない自然な甘さ。
パンにつける場合、メープルシロップほど垂れたり染み込みすぎないのも使いやすいですね。
ちょっと調べてみたところ、シロップよりだいぶお値段は貼りますが、それも食べて納得でした。

ネットでは簡単に手に入れることができますし、いろいろなメーカーから販売されていたので、パンやお菓子作りにも取り入れてみたいなと考えています。


* * * * * * * * *


それから、メープルシュガーを使ってフィナンシェを焼きました。
メープルリーフを含む2~3口大のリーフ型を使って、可愛いお茶菓子が出来ました。




メープルシュガーは穏やかな甘みで、シロップほど風味も主張しないので、様々なお菓子作りにはもちろん料理にも使いやすい甘味料です。
メープル製品は、ミネラルを多く含んでいるのも嬉しいですね。

メープルシュガーだけを使っても良いですし、もし風味をより強くしたい場合は、メープルシロップを加えるのもおすすめです。
メープルシロップは採れる時期によって色や風味の強さが変わりますが、このフィナンシェに使うならば”アンバー”や”ダーク”が合うと思います。


■メープルシロップを使ったレシピ一覧




【材料】

深型フィナンシェ 6個分
(今回使用の型だと1枚分+少し余る分量です)

 卵白 75~80g (M~L玉2個分)
 メープルシュガー 70g
 薄力粉 30g
 アーモンドパウダー30g
 無塩バター 80g
 メープルシロップ 必要に応じて5~10g(甘さや風味を強くしたい場合に加える)


【準備】
○型にオイルスプレーか溶かしバターを塗っておく
○薄力粉とアーモンドパウダーはふるって合わせておく
○小鍋の底が入る広さのバットなどに水を準備しておく
○オーブンを190度に予熱する


【作り方】

①小鍋にバターを入れて弱火にかけ、泡だて器で絶えず混ぜながら加熱し続けていくと茶色く色づいてくるので焦げ茶色になればすぐに用意していた水に鍋底をつけて加熱を止める
 →余熱で更に焦げるので、かならず鍋底を水につける

②ボウルに卵白とメープルシュガーをすり混ぜ、馴染んだらふるった粉類を加えて更に混ぜる

③焦がしバターと、好みでメープルシロップを加え、なめらかになるまで混ぜたら型に流し入れる

④予熱が終了したオーブンで約15分ほど焼き(小さい型で焼く場合は12~13分頃から様子を見る)、火が通って生地が全体的にきつね色になれば焼き上がり
 →型の数や容量により焼き時間や温度は要調整


★上記の分量で次の型でも作ることができます。
・6~7cmのマフィン型 5~6個分
・長さ9.5×幅4.5×H1.5cmのフラットボート型 7個分