抹茶のバッテンバーグカップケーキ | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

約1年ほど前に専用の道具を手に入れて以来、何度か焼いている2色のカップケーキ。

2枚のプレートで仕切りを作って生地を分け入れ、プレートを引き抜いて焼くという方法で模様をつけています。




今回はクリームも、2種類を一度に楽しめる欲張り仕様です。
色の違いはわかりにくい写し方になってしまいましたが、ソフトクリームみたいだと子どもにも好評でした。

…と言ってもクリーム、実は今回きれいにケーキ表面の模様が出ず、それを隠すためのデコレーション。
とは言え味は変わりませんし、食べごたえがあり大満足でした。




どんな時でも、裏面はとてもきれいに模様が出るのが面白いところ。




生地とクリームづくりに使う、ボウルや絞り袋はそれぞれ最低でも5~6つ以上。
ちょっと洗い物は大変なのですが、可愛く仕上がるので気に入っています。

でも少し前にプレートが一枚なくなってしまい…
どこかにあると良いのですが。
(たくさんセットになっているので、今回のレシピの量しか作らない場合には困ることはありません)




そのプレートの入手先や、なぜこのカップケーキをこの名前にしたのかはこちらの記事に書いていて、ココアで作った時の写真を載せています。

専用のプレートありき(構造はシンプルなので手作りもできるかもしれませんが)のレシピなので、参考にされる方は少ないかと思いますが、自分用にレシピを記録しておきたいと思います。




【材料】

9号サイズのグラシンカップ6個分
(同じマフィン型を使っても、7号サイズのグラシン紙を使う場合は9個分前後できます)

 卵 M2個
 グラニュー糖 100g
 無塩バター 70g

☆プレーン
 薄力粉 50g
 ベーキングパウダー 1g

☆抹茶
 薄力粉 45g
 抹茶 5g
 ベーキングパウダー 1g


【準備】
○バターは湯煎で溶かし、溶けたあと火は消してもボウルの底はお湯につけたままにしておく
 →混ぜる時にあたたかいほうが生地に混ざりやすいため
○卵を卵黄と卵白に分ける
○金属型にグラシンカップを敷き、セットする
〇プレーン生地と抹茶生地の粉類をそれぞれふるっておく
○170度に予熱し始める


【作り方】

①ハンドミキサーで卵白をほぐして白く泡立つまでしっかりと混ぜてから、砂糖を4回に分けて加え、都度高速でしっかりとあわ立ててしっかりと角が立つメレンゲを作る

★砂糖の割合が多く角が立ちにくいので、最初にしっかり泡立ててから砂糖を加えること。

②卵黄を加えて、低速で40~50秒ほど混ぜる

③2つのボウルに半量ずつ分け(約102~103gずつ)、それぞれにふるっておいた粉類を加え、ゴムベラで底からすくって混ぜ合わせる

④粉気がなくなったらそれぞれのボウルに溶かしバターを半分(35g)ずつ加え、更になめらかにむらがなくなるまで切り混ぜる

⑤それぞれの生地を絞り袋に入れて、仕切りのひと区切りにつき約15gずつ型に流す

★違うサイズのカップで作る場合は、それぞれの生地を絞り袋に入れる際に計りながら入れて、全量を12等分した重さを、ひと区切りの中に絞ります。
 また8分目以上入れると溢れる場合があります。

⑥必ずプレートを引き抜き、170度に予熱しておいたオーブンで18分ほど焼き、薄く焼き色がつき竹串を刺しても生地がつかなくなればすぐに取り出して冷ます


★焼きすぎるとしっとりさに欠けるため、やけたらすぐに取り出し、粗熱が取れたら乾燥に注意して保存します。


【2色クリーム】

作りやすい分量(カップケーキ9個分分)

☆白いクリーム
 生クリーム 100g
 グラニュー糖 10g

☆抹茶クリーム
 生クリーム 90g
 湯 7g
 抹茶 2.5g
 グラニュー糖 25g


①抹茶クリームは抹茶とグラニュー糖を混ぜ合わせ、湯で溶きのばし、生クリームも少しずつ加えて溶きのばし、冷蔵庫に入れる

②よく冷えたら、なめらかに絞り出せるかたさになるまで泡立てる

③白いクリームの材料を8分立てにして、絞り袋に入れる

④新たな絞り袋に星口金をつけ、その中に②と③それぞれの絞り袋の先を切ったものを一緒に入れて、カップケーキに絞り出す

★写真で使用した口金は6切9番