ひな祭りのかくれんぼショートケーキ《3色クリームデコレーション》 | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

今日はひな祭りですね。
先月の後半は仕事で一日中お菓子を作る日が続き、家でのお菓子はおだんごだったり、焼いたり揚げたりしてすぐに食べられるものばかり作っていました。

早くからお雛様を出していたのに、今日がその日だということは一昨日まですっかり忘れていたので、とりあえず作りたいと思っていたケーキの材料を買いに、昨晩仕事帰りにスーパーへ。
そのお店にしては珍しく生クリームコーナーが品薄だったので、やはりスイーツを作る人は多かったのかもしれません。

レシピブロガーとしては、ひな祭りに関するレシピを早めに公開できなかったというのもどうかと思いつつ、今日はデザートにいちごのかくれんぼケーキを作って、3色のクリームでデコレーションしました。




切ると、いちごがごろごろ♪
楽しい瞬間です。
8人で食べたのですが、娘から歓声があがり、ひいばあちゃんたちからもきれいねと褒めてもらい、みんなに喜んでもらうことができました。

クリームは甘めですが、いちごの酸味とのバランスが◎
スライスして挟む場合と比べると、使用するいちごは少なくて済むものの、その見た目のインパクトからたくさんいちごを食べた気分になる気がします。





【材料】

10人分(直径15cm強)

☆スポンジケーキ
 15cmのスポンジケーキ 2台

☆シロップ
 水 80g
 グラニュー糖 30g
 キルシュ 15g

☆ストロベリーチョコレートのクリーム
 製菓用ストロベリーチョコレート 80g
 生クリーム 160g

☆生クリーム
 生クリーム 200g
 グラニュー糖 20g

☆抹茶クリーム
 生クリーム 60g
 湯 5g
 抹茶 1.5g
 グラニュー糖 15g

☆仕上げ
 いちご 約200g
 ピック 好みのもの


【作り方】

《ケーキの準備》

①シロップはグラニュー糖と水を小鍋に入れて火にかけ、煮溶けて沸騰したら火からおろし、キルシュを加えて冷ます

②スポンジケーキの上面の焼き色がついた部分を薄く削いで、ケーキ1台につき横3枚にスライスする(計6枚)

③スポンジ6枚のうち、底と上のふたになる部分を除いた4枚の中央を、8cmの丸型で抜く


④いちごのへたをとり、サイズが大きいものは、スポンジに開けた穴に入るようにカットしておく

⑤〈生クリーム〉の材料を7分立てにする

《ケーキの組み立て》

⑥回転台または盛り付けたい皿に、底となる穴が開いていないケーキを乗せ、シロップを打ち、縁部分のみにクリームを塗る


⑦中央を丸く抜いたスポンジを乗せ、シロップを打ち、クリームを塗り、後の丸く抜いた3枚も同じ作業を繰り返す


⑧中央の穴にいちごを詰め、



蓋となるスポンジを乗せてシロップを打ち、全体をクリームで薄く覆って冷蔵庫へ


《クリームの準備》

⑨3種類のクリームを泡立てる

■白いクリーム

 1.⑧で残った生クリームを8分立てにし、口金をつけた絞り袋に入れる
  →写真では8切10番使用

■抹茶クリーム

 1.ボウルに抹茶とグラニュー糖を混ぜ合わせ、湯(必ずさじで計り、入れすぎないよう注意する)で溶きのばしたら、生クリームも少しずつ加えて溶きのばして冷蔵庫に入れる

 2.よく冷えたら、なめらかに絞り出せるかたさになるまでハンドミキサーで泡立て、口金をつけた絞り袋に入れる
  →写真では6切10番使用

■ストロベリーチョコレートクリーム
 →時間がたって塗ろうとするとぼそぼそするので、使う直前に作る

 1.ストロベリーチョコと生クリームのうち30gを温度が低めの湯煎にかけ(高温になりすぎてチョコがぼそぼそにならないようにするため40度程度のお湯を使う)、別のボウルで残りの生クリームを8分立てにする

 2.チョコレートを立てたクリームと合わせて、ムラなく混ぜ、固さが足りない場合は様子を見ながら泡立てる(あまりにゆるい場合は少し冷やす。冷やしすぎてぼそぼそにならないよう注意)

 3.口金をつけた絞り袋に入れる
  →写真では6切9番使用

《仕上げ》

⑩抹茶クリームを、ケーキの側面・底から2/5の高さまで、渦巻き状のバラの形に絞り出しながら1週デコレーションする

⑪生クリームを抹茶クリームの上に、同じ幅で同様に1週絞り出す

⑫ストロベリーチョコレートを残りの側面と上面に絞り出す

⑬隙間が目立つところがあれば、クリームで埋めて、冷蔵庫で冷やす

★食べる時には、ナイフを温め、中のいちごにひっかかって切りづらくならないよう上面・側面・底面のどこを切れば良いのかをイメージしながらカットする