にんじんのカップケーキ | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

朝食も兼ねたお茶のお供に、にんじん20%配合のカップケーキを作りました。
にんじんのマドレーヌやパウンドケーキもほぼ同じ配合で作ったものが好きなのですが、生地の状態や混ぜる順番、混ぜ方を変えているのでそれらと食感や見た目は違う仕上がりです。

直売所の”にんじん”としか書かれていないにんじんを使ったので、品種はわからないのですが、砂糖とは違う甘みをしっかりと感じたので、フルーツキャロットだったのかもしれません。

軽くソフトな食感で、バターの風味やコクが感じられ、翌日もしっとりとしています。
仕上げにクリームを絞り出して、必ずシナモンをふりかけるのが美味しさのポイントです。
写真では、キャラメルがけしたくるみも粗く砕いてトッピングしました。


◆野菜を使ったお菓子レシピ一覧
 →http://ameblo.jp/lovable-kitchen/entry-12061244196.html





【材料】

9号サイズ 5つ分

☆生地
 卵 M1個
 グラニュー糖 50g
 薄力粉 50g
 ベーキングパウダー 小さじ1/2
 無塩バター 50g
 にんじん 中1本(約100g)
 バニラエッセンス 4ふり

☆クリーム
 生クリーム 50g
 グラニュー糖 5g
 シナモンパウダー 好みの量


【準備】
○オーブンは170度に予熱し始める
○型に敷紙を入れておく
○小さなボウルにバターを入れて湯煎で溶かし、火を止めたあとも取り出さず温めておく
○薄力粉とベーキングパウダーをふるっておく


【作り方】

①にんじんの皮を剥いてすりおろし、ぎゅっとよく水気を絞った状態で50g準備する

②卵とグラニュー糖をボウルに入れ、湯煎で温め35度くらいの温度を保ちながらハンドミキサーでもったりとするまで泡立てる

③持ち上げるとリボン状に生地が表面に落ちるようになったら、低速で数十秒~1分ほど混ぜ合わせて大きな気泡を抜き、①のにんじんとバニラエッセンスを加えて更に混ぜる

④薄力粉とベーキングパウダーを加え、ゴムベラでボウルの底面からすくいあげて返すように混ぜ合わせる

⑤粉気がなくなったら溶かしバターをゴムベラの面で受けるように加え、更に底からすくって返すようにむらなく混ぜ合わせる
 →溶かしバターは温かい状態で加えると混ざりやすい

⑥型の8分目まで生地を入れ、予熱が終了したオーブンで18~20分ほど焼く
 →冷めたら乾燥しないようカバーなどで覆い、室温で保存

⑦食べる時に、トッピング用の生クリームとグラニュー糖を8分立てにして、ケーキの上に口金で絞り出し、シナモンパウダーをふる
 →写真は星口金8切9番使用