夫の姉が子供たちと帰省中ということもあり、昨晩はにぎやかなクリスマスイブを過ごしました。
クリスマスケーキは、毎年夫の仕事のお付き合いの関係で2種類ほど持ち帰ってきてもらえるため、私自身は当日にはほとんど何も作らずゆっくり楽しんでいます。
今朝は朝食に、イギリスのクリスマスに欠かせないお菓子の1つである”ミンスパイ”のフィリングに使われるミンスミートを、スコーン生地にたっぷりと混ぜ込んで焼きました。
ミンスミートを多く配合しているので、焼いている間に広がりやすく、素朴な見た目に仕上がっています。
(ほぼ同じ配合の生地で、ミンスミートを加えていない場合のスコーンはこちら)
一見ドライフルーツ入りのアレンジに見えますが、一口食べればレーズンやりんごの甘みに柑橘の爽やかな香り、シナモンやクローブなどの華やかな香りが口いっぱいにひろがって、クリスマス気分を盛り上げてくれます。
冷めたあとは、そのまま食べても美味しいのですが、温めなおす場合はトースターを使うと、外側さっくり・中はしっとりと焼きたての美味しさが戻ります。
その状態に、泡立てた生クリームやクロテッドクリームなどを添えるのもおすすめです。
■スコーンのレシピ一覧
→https://ameblo.jp/lovable-kitchen/entry-12282891706.html
【材料】
7個分
薄力粉 200g
グラニュー糖 20g
ベーキングパウダー 6g
無塩バター 60g
塩 ひとつまみ
卵 M1個(50g前後)
生クリームor牛乳 50g(卵と合わせて100g)
ミンスミート 120g
【準備】
○材料の粉類は冷蔵庫で冷やしておく
○バターは1cm角に刻み、冷やしておく
→カチカチに凍らせたりする必要はなく、芯まで冷えて入れば良い
○卵を溶いて、生クリーム(または牛乳)と混ぜておく
○準備が全て終わったら、オーブンを190度に予熱し始める
【作り方】
①薄力粉・グラニュー糖・塩・ベーキングパウダーを軽く混ぜたらバターを加え、バターがさらさらになるまでカードやフードプロセッサーで切り混ぜる
→手作業の場合は後述参照
→フードプロセッサーの場合は、あまり回し続けるとバターの分量や柔らかさによってはまとまってきてしまうので、さらさらになればOK
③ボウルに取り出して、ミンスミートを加え、手早く全体に混ぜ込みつつ生地をまとめていく
★途中早くから焼き色がついてきた場合はちょうど良いところでアルミホイルをかぶせて、時間通り火を通す(焼き色だけで判断すると中が生っぽいままの可能性があるので注意)
《手作業で混ぜる場合》
1.軽く混ぜた粉類にバターを加え、カード(スケッパー)でバターを刻むように細かくする
2.バターが米粒程度の大きさまで細かくなれば手の平同士で摺るようにしてさらさらにする(手も冷やした状態で行うとバターが溶けにくく作業しやすい)