小さな紅茶のブッシュドノエル〔ボーソー米油レシピ14〕 | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

ただいまボーソー米油部員として活動しています。
サラッと癖がなく、炒め物や揚げ物、お菓子やパン作りまであらゆる料理に使える万能オイルである米油を使ったレシピを発信中です。

今月は《米油でつくる♪華やかパーティー料理》がテーマなのですが、クリスマスパーティーと言えばやっぱりケーキ!
ということで、切株に見立てたデコレーションの、紅茶のブッシュドノエルを作りました。
生地にもクリームにも紅茶を使った濃厚な風味と、ふんわり軽い食感がポイントです。


米油でつくる♪華やかパーティー料理
米油でつくる♪華やかパーティー料理



しっとりふわふわのシフォンケーキづくりには、油が欠かせません。
特に米油を使えば、香りにクセがないので他の素材の風味を邪魔しませんし、さらっとしていて混ざりやすいので、作りやすいんです。

また、以前プレーンシフォンケーキを米油で作った時の記事にも書いているのですが、米油で作ったものは、しっとりしていながらも歯切れ・くちどけ良く仕上がります。

今回のブッシュドノエルは、2~4人分のデザートにぴったり。
食感がふんわりと軽いですし、贅沢に独り占めしても良いかもしれません♪




【材料】

12cmのシフォン型 1つ分

☆卵黄生地
 卵黄 M1個分 
 グラニュー糖 15g
 ボーソー米油 10g
 濃いアールグレイティー 17g
 (水35g+アールグレイティーバッグ2g=1袋分)
 薄力粉 22g
 ベーキングパウダー 1g
 アールグレイティーバッグ 1g(=0.5袋分)

☆メレンゲ
 卵白 M1個分
 グラニュー糖 10g

☆紅茶クリーム
 アールグレイ茶葉 1g(=0.5袋分)
 グラニュー糖 10g
 生クリーム 90g
 バニラエッセンス 2ふり


【準備】
・材料はすぐに混ぜられるように全て計量して準備しておく
・薄力粉とベーキングパウダーは合わせてふるっておく
・オーブンは180度に予熱


【作り方】

●紅茶クリームを作る

①紅茶クリームの材料の、生クリームを小鍋に入れて中火にかけ、ふつふつと煮立ちそうになるまで温めたら火を止め、アールグレイのティーバッグを開いて取り出した茶葉を加え、5分ほど蒸らす

②泡立て用のボウルの中に、目の細かい茶漉しで①を漉し(この時点で130g前後のクリームができる)、茶葉をぎゅっと抑えてしっかりエキスを出したら、冷蔵庫に入れて冷やしておく

●生地を作る

③小鍋に卵黄生地用の水と茶葉を入れて火にかけ、1分ほど軽く煮出して紅茶液17gを作り、米油と混ぜておく
 →紅茶が17gより少なかったらお湯を足し、多かった場合は少し煮詰めるか充分濃ければそこから17gとる
 →2gのティーバッグの茶葉を1袋使うと漉す手間もない

④冷えた卵白をハンドミキサーの高速で泡立て、白っぽくなったらメレンゲ用のグラニュー糖半量を加えて更に泡立て、混ざったら更に残りのグラニュー糖を加えて泡立て、持ち上げた時に下に落ちず角がぴんと立って少しおじぎするくらいの固さのしっかりしたメレンゲを作る
 →あわ立てすぎてぼそぼそにならないよう注意

⑤別のボウルで卵黄・グラニュー糖・混ぜておいた紅茶液+米油・ふるっておいた粉類・生地用の茶葉・メレンゲ1/3量の順に、都度だまができないようなめらかに混ぜる

⑥残りの卵白を全て加え、左手はボウルに添えて回しつつ、右手はゴムベラで生地の中央にへらの側面から切るように入れて、底から面ですくって返すように、白い筋が見えなくなるまで手早くかつ大きく混ぜる
 →もったりしていたのがなめらかに変わってきたかもしれないと感じたらそれ以上混ぜすぎないように

⑦型に流して大きな気泡を抜いたら、予熱が終了したオーブンで20分焼き(しっかり表面が焼けていて竹串で刺してみて生地がついてこなければOK)、逆さに立てて完全に冷ます

⑧ケーキと型の間にパレットを差し込むように一周させてケーキを型から外す

●仕上げ

⑨冷やしておいた②のクリームに、クリーム用のグラニュー糖とバニラエッセンスを加えて、八分立てにする

⑩クリームをケーキの表面にパレットで伸ばし、フォークや波型のコームで上面と側面に年輪模様をつけ、アラザンやベリー、ピックなどで飾る