唯一買う柚子胡椒/鶏肉となすのみぞれ煮 | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

庭の柚子の木が、今年は驚くほどたくさん実をつけてくれました。
今月の初めに柚子胡椒を作った話を載せましたが、せっかくなので、霜が降りる前に赤や黄色の柚子胡椒も作ろうかと夫と話しているところです。





毎年たくさん作っている柚子胡椒ですが、市販品でも好きなメーカーさんの柚子胡椒があります。

それがこの《隠れ里の柚子こしょう》。
右(と言うよりもほぼ中央)のポン酢は同じ会社の今ハマっているものです。
製造者さんもブログをされています。)





このポン酢には熊本産の柚子果汁や赤酒が使われていて、醤油も地元の老舗のもの、大豆や小麦粉も九州産というこだわり。
まろやかで美味しく、県の農産物のコンクールで賞を受賞しています。

(赤酒とは、熊本には赤酒という、古くから熊本に伝わる地酒です。
灰持酒の代表的なものなのですが、地元ではお屠蘇に使われたり、郷土料理の調味料としても欠かせません。)

柚子胡椒は、写真に写っている黄色以外にも、定番の青柚子から作られる緑色の柚子胡椒や、赤色の柚子胡椒も販売されています。
それぞれ食感や塩気、柚子の風味、辛さのバランスが絶妙なんです。

黄色は、中でも一番辛いタイプ!
いつも甘いもののレシピばかり載せていますが、激辛料理も大好きです。
ちなみにこの柚子胡椒も、以前「日本のおみやげコンテスト」でフランス賞を受賞しているんですよ。


今日はこの2つの調味料を使って、鶏肉となすのみぞれ煮を作りました。





【作り方】

①鶏もも(または肩)肉をカットして塩胡椒と片栗粉をまぶし、焼いて火を通す

②なすは一口大の乱切りにして、水にさらしてアクを抜いたら、素揚げする

③すりおろして軽く絞った大根・①・②・味を見ながらポン酢を合わせ、煮る

④好みで少量の柚子胡椒を添えて食べる

★今回は個人的に好きなものということで、モニター記事ではないので分量などは適当です。


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こちらの調味料は、熊本なら県産のものを取り扱っている場所で手に入るのですが、このブログは他県の方に多く読んでいただいている気がします。

そうなるとどこででも手に入る調味料ではありませんが、例えば東京ならば【銀座熊本館】【浅草まるごとにっぽん】の1Fのお店、新丸ビルの【日本の御馳走 えん】、東京交通会館1F【むらからまちから館】などに取り扱いがありますので(それぞれのお店で取り扱っている調味料は違うようです)、お近くの方はぜひ。


青や赤の柚子胡椒を関東の友人へのお土産として渡すことがあるんです(黄色は激辛ですので…)が、そろそろお鍋の季節ですよね。
以前プレゼントした関東在住の友人から、”こちらでは手に入らないのか”と尋ねられ、時期的にもこれから大活躍してくれる調味料なので、ブログでも紹介してみました。

本場の柚子胡椒を食べてみたい方や、九州のお土産としておすすめです。