紫芋のシフォンロールケーキ《紫芋パウダー使用》 | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

作りたいスイーツがあり、そのためにまずは紫芋パウダーを混ぜ込んだシフォンケーキ生地を天板で焼いて、紫芋風味のロールケーキを作りました。

以前載せた紫芋のシフォンケーキレシピにも同じことを書いているのですが、紫芋に含まれるアントシアニンが卵やベーキングパウダーのアルカリと反応すると青みがかったような灰色になってしまうので、酸性であるレモン汁を加えて淡い紫色に仕上げています。

それでも部分的に緑色の斑点が発生することがありますが、味には影響ありません。


■さつまいも・紫芋を使ったお菓子レシピ一覧
 →https://ameblo.jp/lovable-kitchen/entry-12126082039.html





【材料】

23cm角のロールケーキ天板

☆卵黄生地
 卵黄 M2個分
 グラニュー糖 35g
 サラダ油 20g
 熱湯 30g
 薄力粉 35g
 紫芋パウダー 12g
 ベーキングパウダー 1g
 レモン汁 5g

☆メレンゲ
 卵白 M2個分
 グラニュー糖 15g

☆クリーム
 生クリーム 130g
 グラニュー糖 13g


【準備】
○材料はすぐに混ぜられるように全て計量して準備しておく
○サラダ油と熱湯を混ぜておく
○薄力粉・紫芋パウダー・ベーキングパウダーは合わせてふるっておく
○オーブンは180度に予熱
○型にオーブンシートを敷いておく


【作り方】

①冷えた卵白をハンドミキサーの高速で泡立て、白っぽくなったらメレンゲ用のグラニュー糖1/3量を加えて更に泡立て、混ざったらまた1/3量のグラニュー糖を加えて泡立て、残りのグラニュー糖を加えたら更に泡立てて、持ち上げた時に下に落ちず角がぴんと立って少しおじぎするくらいの固さのしっかりしたメレンゲを作る
 →泡立てすぎてぼそぼそにならないよう注意

②卵黄→卵黄生地用グラニュー糖→サラダ油+熱湯→レモン汁→ふるっておいた粉類→メレンゲ1/3量の順に、都度だまができないようなめらかに混ぜる
 →卵黄を白っぽくなるまであわ立てるレシピもあるものの、そこまですると卵の風味が消えてしまうので混ぜすぎないこと


③残りの卵白を全て加え、左手はボウルに添えて回しつつ、右手はゴムベラで生地の中央にへらの側面から切るように入れて、底から面ですくって返すように、白い筋が見えなくなるまで大きく混ぜる
 →へらを持ち上げた時りぼん状に跡が残る状態になったらOK、これ以上混ぜすぎないように
 →卵白の粒が残っている場合はへらの先でなじませる



④型に流し入れてカードで表面をならし、2~3cmの高さから落として大きな気泡を抜いたら、180度に予熱したオーブンで15分焼き、乾燥に気をつけつつ冷ます


⑤クリームの材料を八~九分立ての固めに泡立てる

⑥生地より大き目のオーブンシートの上に、焼き目がついていないほうを下にして生地を乗せ、巻き始めと巻き終わりは斜めに切り落とす

⑦クリームを塗り広げて巻いたら巻き終わりはシートごと底にカードで押し込むようにしっかりと形を整えて冷蔵庫で冷やす
 →食べる時に温めたナイフで切り分ける