レンジでしっとりブラウニー風 冷めても美味しいマグカップチョコレートケーキ | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

お菓子作りを始めたころ、何度もチャレンジしては美味しく作ることができなかった、マグカップで作るレンジケーキ。
レシピを探すとホットケーキミックスを使い、淵まで膨らんでいるものをよく見かけますよね。
結局は私好みのお菓子ではなかっただけなのですが、手軽さに比例した、味や食感に納得できるものを作れたことがありませんでした。

そしてレンジを使うお菓子は”混ぜてチンするだけで早くて簡単”なイメージがありますが、実際には材料そのものや、容器の容量・入れた量・置き場所・ワット数など少しの差で仕上がりの状態にばらつきが出やすく、考えることが多い道具のひとつでもあります。

それなら単純に、少し手間はかかっても自分好みのレンジケーキを作ろう、と思い立ち出来上がったのが写真のケーキです。
手間と言っても湯煎する工程が加わるだけなのですが、チョコ味にするために、チョコレートだけだと色が薄く、ココアだけだと風味が足りないので両方を加える配合にしました。

バターが入っているので、しっとり柔らかしっとりなブラウニー風に仕上がります。
冷めても美味しく、温めなおしも可能で、クリームやフルーツ、粉糖を添えても美味。
オーブン機能が使えない場合や、すぐに食べたい時にぴったりです。


◆オーブン不使用のお菓子・パンレシピ一覧
 →https://ameblo.jp/lovable-kitchen/entry-12240187576.html





《材料》

280mlのレンジに対応したマグカップ 1つ分

 ミルクチョコレート 50g
 無塩バター 25g
 卵 45~50g(S~MS1個)
 グラニュー糖 10g
 薄力粉 12g
 ココア 8g
 ベーキングパウダー 0.5g(小さじ1/6)


★ベーキングパウダーは0.1g単位で量れる秤があると便利です。
 (入れた場合と比べると)ほんの少し詰まった食感になりますが、入れずに作ることもできます。
 グラニュー糖の量は好みで加減を。


《作り方》

①チョコレートを粗く刻み、バターと共にボウルに入れ、約40度の湯煎で溶かす

②残りの材料を加えてなめらかになるまでよく混ぜ合わせる

③生地をマグカップの6~7分目まで流し、電子レンジに入れ、500wで様子を見ながら約1分半加熱する
(必ずポイントを頭に入れてから加熱を↓)


【加熱のポイント】
 280mlのマグカップを使い、500Wで加熱する場合を想定したレシピです。
 マグカップの容量が違う場合は、目的の仕上がりを目安に、様子を見ながら時間を調整してください。

 途中1分経ったらあふれそうではないか様子を見て、溢れそうであれば扉をあけ、嵩が減ったら再度、約10秒ずつ、計1分半ほど加熱していきます。
 1分半たった時点で周りや底面が半生でも、こんもりと膨らんでいれば出来上がりとしてOKです。
 レンジは中央から熱が通るため、フォンダンショコラ風に食べることができ、冷めるとある程度固まりしっとりとしたケーキになります。

 更にしっかりと全体に熱を通したい場合はあふれそうになったら扉をあけるやり方で、全部で計2分ほど加熱します。
 周りが生っぽい感じがしても、粗熱が取れると固まっています。
 あまり加熱しすぎると粗熱が取れたあとに重くパサついた感じになってしまうので注意が必要ですが、何度か作ってみて、マグカップとレンジに合わせた、自分好みの加熱時間を探してみるのがおすすめです。

 期限は当日中で、温めなおしは10秒ずつ様子を見ながら加熱します。



カップ側面についた生地は、お湯で濡らして絞ったキッチンペーパーで拭きとるときれいになります。