卵黄の醤油漬け | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

以前一時期ブームになったので今更感はあるのですが、卵黄の醤油漬け。
名前の通りの作り方ですが、美味しくて便利な一品ですよね。

浸透圧によって卵黄の水分が抜けて、ゼリー状になったところに醤油の味が入りこみ、出来上がりは色も旨味も濃厚。
醤油だけでももちろん、みりんと混ぜたり、めんつゆや塩麹に漬け込んで作ったり、それらの配合が適当でも美味しくできます。

それでなぜこのレシピなのかと言いますと、最近よくいただくおたずねの中に”卵白の使い道は?”と言うことと同じくらい、「フィナンシェなどの卵白菓子を作りたいけれど、卵黄の使い道がない」という声もいただくからなんです。


卵黄だけを使うクッキー生地やカスタードクリームなどを提案することもあるのですが、また材料をそろえてお菓子を作って…と言うのは手間になり、結局料理に使ったという方は多かったので、だったら手間をかけなくても美味しく消費できるレシピをと、載せてみました。

クリスマスが近くなったら卵黄をたくさん使うお菓子が出てくるので、その頃にはまた卵白だけ・卵黄だけを使うお菓子レシピを、それぞれ一覧にできたらと考えています。






~作り方~

1人分

 卵黄(必ず新鮮なもの)1個分 
 醤油(卵黄が浸かるくらい) 小さじ2
 みりん(醤油の3~4分の1程度) 小さじ1/2~2/3

●分量は目安なので、調味料の分量は卵黄が浸かる程度でOK。
 醤油だけに漬け込んだり、めんつゆ、塩麹などを使っても美味。


①崩さないように卵白と分けた卵黄を、小さなお椀やデミタスカップなどに入れ、醤油・みりんをそっと注ぎ、ラップをする


②数時間〜1日漬け込む



《食べごろ》

 4~5時間だととろりとした状態、1日以上漬け込むとややねっとりした食感になります。

 ただし安全のためには当日中に食べきるのが無難です。



《組み合わせると美味しいもの》
・炊き立てのごはん
・冷奴
・納豆
・うどん
・ほうれん草などのお浸し
・大葉やクリームチーズ
・おにぎりの具
・サラダ
・パスタ など