抹茶のクロッカン | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

フランス語で『カリカリ』と言う意味の卵白菓子《クロッカン》の抹茶味のレシピ。
少ない材料を順に馴染むまで混ぜて焼くだけで、泡立てる必要もなく手軽に作ることができて、卵白消費にもおすすめのお菓子です。

クロッカンはコーヒーにぴったりのお菓子なのですが、その甘さの中に抹茶の微かな苦みと風味が加わると、緑茶のお茶請けにも合うような感じがします。
ナッツはくるみやアーモンド、へーゼルナッツ、マカダミア、ピーカンナッツなどの中から、お好きなものを2~3種類、好きな組み合わせでどうぞ。
一部(30~50gほど)に粗く刻んだチョコ(ホワイト・ミルク)を加えるのもおすすめです。





~作り方~

20~25個分

 卵白 M1個分 (35g)
 粉糖 または微細粒グラニュー糖 110g
 抹茶 6g(小さじ2)
 ナッツ 130g


①ナッツはフライパンで空煎りするか、目安として150度に予熱したオーブンで10分ほどローストし、どのナッツを使用した場合も約1cm四方(アーモンド半分程度の大きさ)にそろえて切る
 →ちなみにアーモンドは、カットした断面がうっすら色づいている程度が香ばしくて食感も良く、理想

②卵白に、粉糖と抹茶をあわせてから加え、馴染んでもったりとするまでよく混ぜたら、①のナッツを箸などでよく絡める
 →粉糖がだまになっている場合は抹茶と共に茶こしなどでふるいながら加える

③天板にオーブンシートを敷き、生地の間は数cm離しながらこんもり小さじ1杯ずつ落とす
 →離すのは焼いているうちに生地が広がるため

④170度に予熱したオーブンで17分前後焼き、冷めてからシートからはがす
 →表面が焦げないよう注意しつつ、しっかり底面まで焼き固まっている状態がベスト
 →形を整えたい時ははさみを使って、周りのこげてしまった部分や流れて形が歪になってしまった部分を取り除く


~期限・保存・ラッピング~
 乾燥剤と共に密閉すれば常温保存3週間。
 湿気りやすいので、乾燥剤なしで保存する場合は早めに食べきる。

 ラッピングする場合はシリカゲルと共に密閉(またはガス袋に密封)し、割れやすいので形が保たれるケースに動かないように隙間なく詰める。
 袋詰めは割れやすいので、運ぶ際は袋のままではなく場所が固定されるように箱に詰めるなどし、運ぶ途中など割れないよう注意