ダークチェリーのフィナンシェ | 型にはまったお菓子なお茶の時間

型にはまったお菓子なお茶の時間

主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

ほかのお菓子作りであけたダークチェリーの缶詰の残りと、卵黄を使った残りの卵白を使って、フィナンシェを焼きました。
チェリーは沈むので見える部分はちょこっとですが、これくらいのほうが味のバランスは取れているように感じます。
焼き立てよりも、冷めてから半日ほどたって、味が馴染んでからのほうが食べごろです。

写真の右下の3cmくらいのプチフール型(またはアルミカップなど)で作れば30個強できるので、ほかにもベリー類やナッツを乗せて焼けば一度にいろいろな種類を作ることができます。
仕上げの粉糖はお好みでどうぞ。





~材料~

6cmのブリオッシュ型 またはフィナンシェ深型 約8~10個分
 (乗せるチェリーの数や型のサイズで変わります)

☆フィナンシェ生地
 卵白 75~80g (M・L玉2個分)
 グラニュー糖 40g
 粉糖 30g
 薄力粉 30g
 アーモンドパウダー 30g
 無塩バター 80g

☆チェリー
 ダークチェリー(缶入りのもの) 25~30粒前後
 キルシュ 30cc(大さじ2)
 グラニュー糖 10g


~下準備~
○粉糖・薄力粉・アーモンドパウダーを合わせてふるっておく
○型に剥離油か溶かしバターを塗っておく
○小鍋の底が入る広さのバットなどに冷水を入れておく
○オーブンを180度に予熱しておく


~作り方~

①ダークチェリーに、チェリー用のキルシュとグラニュー糖をふりかけて10~20分ほどおいておく(たまに混ぜる)
 →その間に生地を作る

②ボウルに卵白とグラニュー糖をすり混ぜ、ふるった粉類を加えて混ぜる

③小鍋にバターを入れて弱火にかけ、泡だて器で絶えず混ぜながら加熱し続けていくと茶色く色づいてくるので、焦げ茶色になったらその瞬間に用意していた水に鍋底をつけて加熱を止める
 →慌てる必要はありませんが、茶色になったら必ず色止めをしないと余熱でも加熱が進むので、水はあらかじめ準備しておくこと。

④焦がしバター生地に加え、なめらかになるまで混ぜる


⑤型の7分目あたりまで流し、①の汁気を切ってから1つにつき2~3個ずつ乗せる

⑥予熱したオーブンで15~20分焼き、火が通り、全体的にきつね色になれば取り出す
 →型の数や容量により焼き時間や温度は要調整(ミニサイズは10分たったあたりから様子を見始める)

●写真では一部分量外の粉糖をふりかけています