コーヒーシフォン《インスタントコーヒーver.》 | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

インスタントコーヒーで風味をつけたシフォンケーキレシピです。
インスタントコーヒーは結構な量を加えるので、使用するコーヒーそのものの味が美味しいと思えるものを使うのが重要なポイントのひとつです。

そのまま食べても美味しいですが、クリームを添えたり、チョコやキャラメルとも相性が良いので、生地にミルクチョコや、キャラメルのチョコチップを混ぜ込んで焼くのもおすすめです。

ちなみにインスタントではなくドリップコーヒーで作りたい場合の配合はこちら。 


 



普通のコーヒーでは色や香りが出ないので、深煎りの豆でエスプレッソかそれ以上のかなり濃い目に抽出したものを使うのがポイントです。





~材料~

17cm シフォン型

☆卵黄生地
 卵黄 M3個分 (約50g)
 グラニュー糖 60g
 サラダ油 30g
 インスタントコーヒー 10g
 熱湯 50g
 薄力粉 65g
 ベーキングパウダー 2g

☆メレンゲ
 卵白 M3個分 (約110g)
 グラニュー糖 25g


~下準備~
・材料はすぐに混ぜられるように全て計量して準備しておく
・熱湯でインスタントコーヒーを溶き、そこにサラダ油を混ぜておく
・薄力粉とベーキングパウダーは合わせてふるっておく
・オーブンは180度に予熱


~作り方~

①冷えた卵白をハンドミキサーの高速で泡立て、白っぽくなったらメレンゲ用のグラニュー糖1/3量を加えて更に泡立て、混ざったらまた1/3量のグラニュー糖を加えて泡立て、残りのグラニュー糖を加えたら更に泡立てて、持ち上げた時に下に落ちず角がぴんと立って少しおじぎするくらいの固さのしっかりしたメレンゲを作る
 →あわ立てすぎてぼそぼそにならないよう注意
 →メレンゲは暑さで分離しないようにすぐ冷蔵庫へ

②卵黄→グラニュー糖→混ぜておいた油+コーヒー→薄力粉+ベーキングパウダー→バニラビーンズ→メレンゲ1/3量の順に、都度だまができないようなめらかに混ぜる
 →卵黄を白っぽくなるまであわ立てるレシピもありますが、そこまですると卵の風味が消えてしまうので混ぜすぎないこと

③残りの卵白を全て加え、左手はボウルに添えて回しつつ、右手はゴムベラで生地の中央にへらの側面から切るように入れて、底から面ですくって返すように、白い筋が見えなくなるまで大きく混ぜる
 →へらを持ち上げた時りぼん状に跡が残る状態になったらOK、これ以上混ぜすぎないように
 →卵白の粒が残っている場合はへらの先でなじませる

④型には何も塗らずに生地を入れて、型を台の上でまわしてある程度表面をならし、型を2~3cmの高さから落として大きな気泡を抜く

⑤180度に予熱したオーブンで25分焼成
 →割れ目にも焼き色がついていればOK

⑥焼けたらオーブンから取り出し、すぐに逆さにして冷ます
 →ケーキクーラーの上に置いたり、筒の部分を瓶に立てたり、逆さに置いたコップの上に立てるなど

⑦完全に冷めたら、生地と型の間にパレットナイフを差し込んで外す
 →パレットを差し込んだままスライドさせる取り方もあるもののえぐれやすいので、慣れるまでは一回一回都度都度差し込んで引き抜くやり方を繰り返すとえぐれない