青梅の醤油漬け | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

先日ちらっと記事に書いた際、コメントやメッセージにてリクエストでいただいていました、梅の醤油漬けの作り方。

と言っても単に漬け込んでおくだけで配合や分量が関係あるわけではなく、色々な方が作られていますので私でなくても検索すればたくさん出てくるとは思うのですが、せっかく質問をいただいたので、載せようと思います。

実はリクエスト、他にもいくつかいただいているのですが、順不同ですしかなり遅いペースになっていてすみません…全部が全部にお応えできるかわかりませんが、しばしお待ちを!


でなぜ今回梅の醤油漬けかと言いますと、これは出来上がりがまだ1ヶ月くらいあとなのですが、今載せておかないと季節が外れてしまうからです。

そしてなぜか料理を参考にしていると言われることが先月だけで5人の方から言われたんですが、私、料理ってそんなに載せてないんですが…どの料理だろう?

それにしても冷蔵庫が保存瓶だらけ、整理しないと。



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これは今年の、2週間目


~作り方~


 梅 適量

 醤油 梅が浸かる程度

 醤油によって みりんなど

 好みで 昆布やかつおなど

 保存瓶



①梅はよく洗ってへたをとり、水に半日浸してアクを抜き、ザルにあげてしっかりと水気を切る

 →エキスを出したい時の梅シロップのようにここで一晩凍らせてから作っても良いのですが、風味は生のほうが良いような気がします(好みだとは思います)詳しくは後述参照

②アルコールや熱湯、または焼酎を含ませたガーゼで拭くなどして消毒した清潔な保存瓶に、梅を入れ、それが浸かるくらいのしょうゆを注ぐ


◆醤油について

 醤油は各地で味が全く違いますが、塩分が強いものはみりんなどを適量足しても美味しくなります。

 (私の好みとしては醤油とあわせて5~6分の1程度の割合で)

 お好みでいくつかの醤油をブレンドしても。


◆こんぶなどについて

 加える場合はここで。

 そのまま漬け込んでも良いのですがあればお茶パック・だしパックなどに入れて、梅の上からかぶせるようにおくと、梅が醤油の表面から顔を出さず、取り出す時にも便利。

 1ヶ月くらいしたら取り出してください。


③醤油から梅が浮いて顔を出しいていると空気に触れた部分が悪くなるので、ラップなどを梅の表面に貼り付け、食べごろは冷暗所で1ヶ月前後から、また醤油も様子を見ながら美味しいと感じる漬け込み期間を探してみてください(私はいつも1ヶ月くらいから食べ始めますが、梅や保存の状態にもよるので、たまに食べてみながら漬け込んでください)

~梅について~

 出来上がった梅の食感はカリカリ。

 私は青梅でしか作ったことがないのですが、黄色い梅だとまた食感は違うと聞いたことがあります。

 小梅だと漬かりはもう少し早いです。

 ①と②の間で凍らせて作るとエキスの出は早いのですが、個人的には凍らせずに作った梅のほうが好みではあります。

 ただ梅醤油は、どちらで作ったものも爽やかな酸味が加わって好きです。

 梅は冷凍保存できるので、アクを抜いて水気をしっかり切ったあとでジップロックなどで冷凍しておけば、一年中作って楽しむことができますし、色々と試してみてください。



~醤油の使い道~

 作り方でも書きましたが、みりんなどを醤油の甘みをつけて作っても。

 (みりん漬けもあるくらいですので…ただこちらは作り方に注意しないと酒税法にひっかかっちゃいますのでいつか機会がありましたら書きます)

 梅はご飯のお供に、醤油は冷奴にかけたり刺身醤油として、またポン酢やめんつゆ、ドレッシング作りの材料、魚の煮付けにもおすすめ。



~保存・期限~

 冷暗所(特にしっかり梅の水を切れていたか、瓶は消毒できていたか、醤油の他に何か加えたかなどにもよるので冷蔵庫が安心)で数ヶ月(冷蔵庫なら一年でも持つものは持つとされますが、そこは様子を見ながら自分の判断で)。