キャラメルショートケーキ | 型にはまったお菓子なお茶の時間

型にはまったお菓子なお茶の時間

主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

キャラメル好きさんにはたまらないショートケーキ!

おいしさとろけるしあわせの味♪

デコレーション次第で、いつもとは一味違う、ベリー類が手に入らない時期のバースデーケーキにもぴったりです。



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~材料~


 15cm丸型


  ☆スポンジ

    卵 M2個 (100~110g)

    グラニュー糖 60g

    薄力粉 60g

    牛乳 20cc

    無塩バター 15g


  ☆シロップ

    グラニュー糖 20g

    水 30cc

    キルシュ 10cc

  ☆キャラメルクリーム

    生クリーム 200cc

    グラニュー糖 60g

    水 5cc (小さじ1)


  ☆キャラメルソース

    グラニュー糖 30g

    生クリーム 30g


  ☆飾り

    洋ナシ、ナッツ、ミントの葉など



~下準備~

○クリームとソースの生クリームは常温に戻しておく

○小さなボウルにバターと牛乳を入れておく

○薄力粉をふるっておく

○型に油を薄く塗り、敷き紙を敷いておく



~作り方~


①鍋にクリーム用のグラニュー糖と水を入れて中火にかけ、鍋をゆすりながら加熱し、砂糖が溶けて紅茶色になったら火を止めて生クリームを少しずつ加えながら手早く混ぜ、ボウルに入れて冷蔵庫で冷やしておく

 →生クリームが加わり、泡立てて空気が含まれることで更に白っぽく色は薄くなるのでしっかりと焦がすこと、ただ焦がしすぎると苦くなりすぎるので注意

 →鍋を箸などで混ぜると結晶化するため、加熱は必ずゆすりながら


②キャラメルクリームと同じ作り方で、キャラメルソース用のグラニュー糖を小鍋で熱して、茶色くなったらクリームを加えてソースを作っておく

 →生クリームが冷たいままだと結晶化するので注意


③スポンジケーキを焼き、表面の焼き色を薄く削いでから3~4枚にスライスしておく

 →作り方は基本のジェノワーズ 参照


④シロップの砂糖と水を小鍋に入れて火にかけ、砂糖が煮溶けて沸騰したら火からおろし、キルシュを加えて冷ます


⑤冷やしておいたクリームを、氷水が入ったボウルに底をつけながら、七分立てに泡立てる

 →ホイッパーで持ち上げると角が立たず、落ちた生地の跡がゆっくりと消えていく程度


⑥底になるスポンジの表面にシロップ1/3量を打ち、クリームをパレットナイフですくった量2~3回分を塗り広げ、その上に2枚目のビスキュイを重ねて再度1/3量のシロップを打ち、クリームを塗り広げる


⑦3枚目のスポンジを重ねて軽く抑え、表面に残りのシロップを打ったらクリームで表面を覆い、作っておいたキャラメルソースが固まっていれば湯煎などで使いやすい柔らかさまでゆるめてからデコレーションする

 →ここでは丸口金2号使用、スプーンなどでラフにかけても



~保存・期限~

 できれば当日が美味しいものの、乾燥に注意して、冷蔵庫で翌日まで保存可



~スポンジ作りについて~

 スポンジ作りの、コツ・ポイント、失敗と原因、保存・期限、型についてなど、基本のジェノワーズ 参照。



~デコレーション~

 シンプルでも充分見栄えはするものの、中にフルーツを挟むなら洋ナシやバナナがおすすめ。

 スポンジにココアを加えたり、側面にナッツをキャラメリゼして粗く刻んだものをまぶしたり、クリーム自体にローストしたくるみの粗みじん切りを加えても食感のアクセントに。

 キャラメルソースは先が細い丸口金をつければ文字を書くことも可能です。



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 洋ナシのコンポート、キャラメルショートケーキ、フロランタンを盛り付けた、キャラメル好きさんへ捧ぐプレート。