LOST&FOUND blog
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SIERRA DESIGNS

「シェラ デザインズ」には思い入れがあります。

1970年代にこのブランドのことを初めて知りましたが、このブランドが作ったマウンテンパーカは

デザインもさることながら、「60/40」と書かれた素材にものすごく惹かれました。

これはヨコ糸にコットン58%、タテ糸にナイロン42%を混紡したもので、

撥水性など、高い機能性を備えた素材で、誰が付けたか「ロクヨン」という呼び方も洒落ていました。

 

初めて知ってたときにはもちろんまだ日本に輸入されていません。欲しくてたまらず、アメリカから直輸入しました。

まずカタログを手に入れるために郵便局で国際返信用切符を購入し、拙い英語でアメリカまでカタログを請求しました。

何週間かしてカタログが送られてきました。その中から好みのマウンテンパーカを選び、

今度は銀行で海外向けの送料も含めて計算し、小切手を製作、そして再び郵便局に行って、

カタログに付いたオーダーシートと小切手を書留でアメリカに郵送しました。

 

それからまた数週間すると、ようやく日本の郵便局から商品が到着したとの知らせが入ります。

指定の郵便局に行って、税金などを払いようやく手にすることができるのです。

カタログを請求してから数ヶ月。PCでポチッとすれば送られてくる今とは全く違います。

そのときに注文したのは、グリーンの生地で裏地にタータンチェックを貼ったもの。

まだ持っています。

 

1、2年か後にアメリカに初めて行きましたが、そのときにはカリフォルニアのバークレーに

あった「シェラ デザインズ」のショップ兼本社に行きました。

白い2階建ての施設で、壁にマークが描かれ、

中にはきれいな色の製品が並んでいました。

 

今回購入した「シェラ デザインズ」は、ベーシックなマウンテンパーカではなく、

プルオーバー式のいわゆるヤッケタイプ。

ちょうど、こうしたものを欲しいと思っていたところでした。

しかも某ブランド、某ショップとのコラボレーションで、

Aラインのビッグサイズで、着丈は短め。

この素材ですので、ナイロンよりも通気性があり着やすい。

冬でもフリースや薄手のダウンウェアをレイヤードして着れば

長い期間、使えそうな気がします。

 

マウンテンパーカ、デイパックなど、このブランドの製品は

どれも手放すことができないものばかり。

これもそんな製品になりそうな気がします。

 

M

 

BIRKENSTOCK

 

今年の冬、買ったものの中でいちばん愛用しているのがこのクロッグです。

家で作業するためのスリッパ用にと買ったもので、いちばん使っているというのは当然なのですが。

「アムステルダム」というモデルで、アッパーはフェルトを使い、ソールには

EVAが使われています。一応、ドイツ製らしいのですが、硬目のソールが意外に心地良い。

そういえば、ちょっとした外出用に毎日のように履いているのもこのブランドの「ボストン」。

昔、いろいろと「ビルケンシュトック」を買っていた頃は

実はあまり履かなかったのですが、考えてみれば、

毎日、お世話になっているのですね「ビルケンシュトック」には。

 

これ以前に自宅で履いていたのも「ビルケンシュトック」で、素材が全部EVAのモデルです。

「J.CREW」のカタログでも掲載され、スポーツブランドのサッカーサンダルに近いモデルでした。

履き心地は悪くないのですが、時々、つま先が引っかかってしまい、コケそうになることがありました。

一緒に同じモデルを買った友人も同様のことを言っていたので、私だけのことではないと思います。

 

「アムステルダム」を買うときに店の人にそのことを告げると、「それは足の指を使っていないせい」だと。

私はそのとき「ON」というブランドのスニーカーを履いていたのですが

「そういった柔らかいソールの靴に慣れてしまうとそうなることが多い」とも。

 

それで奥から出してくれたのが、「ブルーヘッドベッド」というインソール。

フラットなソールの靴の中に入れて、アーチサポートをするものですが

靴の後ろ半分だけに入れるもので、これを「ON」に入れてもらうと

フィット感が増して、足の指も自在に動かせます。

 

4,000円近くするので、安いものではありませんが、

それからスニーカーに入れて履き、なるべく足の指を靴の中で動かすようにしています。

そのせいもあって、このクロッグを履いてもコケることはありませんし、

足への負担が少ない「ON」も、さらに履きやすくなった感じがします。

膝の悪い家内も同じものを買う使っていますが、靴の履き方が変わったと言っています。

 

それにしても「ビルケンシュトック」でのショッピング体験はとても楽しいものでした。

靴のサイズもすごく細かく見て、いろいろなサイズを用意してくれるし、

フィッティングもアドバイスも的確だと言えます。

これぞ店頭で買い物する醍醐味でしょう。ネットではこれはできません。

 

ついこの間は、とある店でスタッフがスニーカーのハーフサイズの存在を知らず、

コケるほど笑ってしまったのですが、このクロッグも、ヘッドベッドも

毎日の道具として活躍してくれています。これぞ名品でしょう!

 

M

 

 

 

本いろいろ

 

仕事に追われているとなかなか書けないもので、いや書かないもので。

左は仕事もあって久々に読んだジェフリー・ディーヴァーの『ウォッチメーカー』。

付箋をたくさん入れているのは仕事だから。2段組みでの本文で、500ページ以上ありましたけれど、一気読み。

仕事を忘れたくらいでした。いやぁ、勉強になりました。まぁ、この人だけで書いているわけでないと思いますが

時計のことをなんと知っていること。それに本当にジェフリー・ディーヴァーは面白い。

『ボーン・コレクター』というデンゼル・ワシントン主演の映画を見た人もいるかと思いますが、

ドンデン返し、ドンデン返しが続きます。「ドンデン返しが続く」とネタバレみたいですが

予想をしないようなドンデン返しなので、爽快感さえ覚えるほど。

ウォッチメーカーというこの犯人もキャラクターも良い。ネタバレになるのでこれも書けませんが、

もっと読みたくなるほど。

 

スマフォを見ていたら、『ウォッチメーカー』をベスト本のひとつに取り上げているサイトがあり、

ほかにも私が好きな『シャドー81』(ルシアン・ネイハム)とかも挙げられていて、

その中の一冊が右の『大聖堂』です。著者がケン・フォレットです。『針の眼』を書いた人です。

だから絶対面白いとこれも買ってしまいましたが、未読です。上、中、下とあり、

さらに三冊の続編の『大聖堂 果てしなき世界』。さらに三冊の関連本の『巨人たちの落日』と九冊。

 

昨年、英国のヨーク大聖堂の修復工事を見て「これが終われば、あと二百年は何もすることはありません」と話す、

プレスの方の言葉に、これは英国にはとても敵わないと思いましたからね。

ちなみに『大聖堂』の続編の舞台になったのが、本編の二百年後。その続編は六百年後とのことで

英国人(ケン・フォレットはたぶん英国人です)の発想の尺度は百年単位なのでしょうか。笑

 

老眼なので9冊読み終えるのはいつのことやら。

何か仕事の役に立つことが書いてあればなお嬉しいのですが、、、、、

 

M

 

 

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